【エコチル特集】5月22日は「国際生物多様性の日」見つけてみよう!暮らしの中の生き物たちのつながり|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
横浜
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2023.05.01

【エコチル特集】5月22日は「国際生物多様性の日」見つけてみよう!暮らしの中の生き物たちのつながり

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生物多様性と耳にすることが増えたけれど、生物多様性ってどういうことなんだろう?くわしく見ていくよ!

生物多様性って何だろう?

地球上には、名前の付いている生き物だけでも、約175万種が知られていて、まだ名前の付いていない生き物をふくめると、3000万種が暮らしていると考えられているんだ。こうした生き物たちは、林や海、川など、好む環境が異なるよ。このような多様な自然環境と生き物との関わりを生物多様性というよ。

では、私たち人間は生活の中で、生き物たちとどんな関わりがあるんだろう? 例えば、普段食べているごはん、机や家を作るときに使う木材、散歩やお花見で見られる景色など、非常に多くの生き物たちによって、私たちの暮らしは支えられているんだ。 2022年には、世界中の国々で生物多様性の世界目標を決める話し合いが行われたんだ。人間と地球上の生き物が共に生きる社会を目指そうとしているよ。

環境問題は私たちの問題

約40億年前、生命が誕生して以来、多くの生き物が生まれ、その一方で絶滅してきたよ。でも、近年の人口の爆発的な増加と人類による開発によって絶滅のスピードはどんどん加速しているんだ。「種の宝庫」といわれる熱帯雨林は大幅に減少し、日本でも多くの生き物が絶滅の危機に直面しているよ。命のつながりは豊かであると同時に思っていた以上にもろいものなんだ。

最近では、十分な量の魚がとれなかったり、夏場の気温がとっても高かったり、自然環境の変化を身近に感じることが多くなっている環境問題があるよね。生物多様性が守られず、今のままの状態が続くと、生き物の数や今まで食べていた魚が減ったり、空気がよごれたりして、暮らしにくくなってしまうよ。 多様な生き物がすむ環境を守るために、私たちは何をすればいいのかを考え、環境にやさしい行動を実践してみよう!

みんなでいっしょに未来の環境を守ろう!「環境にやさしい行動」とは?

私たちが生物多様性を守る行動として、「環境にやさしい行動」があるよ。どんな行動があるのか、紹介してくね!

野菜やくだものをおいしく食べる

「食べる」は、生物多様性のめぐみをいただくことなんだよ。だから、残さず、おいしく食べてね! 

 

身近な公園や森、水辺などで自然環境とふれ合う

自然や生き物とふれ合ったりすることで、自然の豊かさや大切さを学ぶことができるよ。

 

自然や生き物について、見たり学んだりする

身近な場所に生息する動物などの種類や数を調べたり、学んだりすることは、そこの生態系の変化を知る大切な指標となるよ。

 

ごみは分別して、プラスチックごみの量を減らす

ごみによる汚染を防ぎ、生き物が暮らす環境を守ることにつながるよ。

 

ペットや植物を育てている人は、最期まで大切に育てる

飼育されているペットがにげ出したり、飼育途中で捨ててしまったりすると、野生化して日本国内の在来の生態系をこわしてしまうよ。

 

おうちの人といっしょに身近な生き物を探してみよう!!


横浜市内での 見つかりやすさを ★で示してあるよ。
レア度
★☆☆ 普通に見られる
★★☆    ⇅
★★★ めったに見られない

 

スズメ
★☆☆

メジロ
★☆☆

ハクセキレイ
★☆☆

シュレーゲル アオガエル
★☆☆

ヒガシニホン トカゲ
★☆☆

タヌキ
★★☆

ニホンイタチ
★★★

モンキアゲハ
★☆☆

コカマキリ
★★☆

>>> 参考: 環境創造局政策調整部 環境科学研究所「よこはまのいきものハンドブック」

>>> 市の公式Twitterアカウント
「横浜 GO GREEN」の 「#ヨコハマいきものがたり」
で生き物情報発信中!


協力:横浜市環境創造局

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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