湘南
特集
2026.05.01

【エコチル特集】かながわの水を守るために森と水の関係を知ろう!

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神奈川県内の水道の約9割が相模川と酒匂川の2つの川の水によってまかなわれているんだ。でも、もとをたどっていくと、森に行き着くよ。どういうことなのかな? 今回は水についてくわしく見ていくよ!

家庭に水が届くまで

みんなは、920万人をこえる神奈川県の人が毎日使っている水道の水の多くが、神奈川県の西側に広がる水源の森に降った雨水なのは知っていたかな? 森がたくわえた雨水は、少しずつ川に流れこみ、ダム湖に集められるんだ。そして、ダム湖の水は水量を調節しながら川に流され、下流の取水施設で取りこまれて浄水場へ。そこから水道水として家庭や会社、工場などに来ているよ。だから、水のふるさとである森がとっても大切!

でも、森があれば良いわけではないよ。森が持っている「水をたくわえる」「水をきれいにする」働きを十分に発揮するには、森が元気であることがポイント!

大切なのは森の手入れ

実は、戦後、人々が盛んにスギやヒノキなどの木を植え、人工林を作ってきたけれど、外国から安い木材が輸入されて木材が売れなくなったことなどで、間伐などの手入れがされなくなり、人工林はあれてしまったよ。木が混み過ぎて日光が入らず、地面に下草が生えない人工林では、降った雨水がすぐに土といっしょに流れ出してしまうんだ。そこで、神奈川県では、森の働きを高めることを目指して、人工林の手入れをしているよ。

また、丹沢では、増えたシカに食べられて森の下草が育ちにくいため、水を育む森とシカのバランスを取り戻すことを目指して、シカの数を調節しつつ、土が流れ出ないようにする対策やブナ林の再生のための調査研究なども行っているよ。

いつまでもおいしい水が飲めるように、みんなも水源環境に興味を持ち、森林づくりのボランティアなどに参加してみてね!

参考
>>> 神奈川県「支えよう! かながわの森と水」
>>> 神奈川県「かながわ水源の森林づくり」

“ 緑のダム”と呼ばれる
森の働きを知ろう!

水をたくわえる
降った雨を土の中にしみこませたり、地下水としてたくわえたりして、大雨や日照りに関係なく少しずつ流れ出すようにする働きがあるよ。

水をきれいにする
森の中にしみこんだ雨水は、土や岩の隙間を通っていくうちに、ごみが取り除かれ、岩の成分がとけこんで、おいしい水になって川に流れこむよ。

山くずれを防ぐ
木々が太い根や細い根を張って土砂をおさえ、雨が降っても山くずれや落石を防ぐよ。また、森の土はしみこんだ雨をゆっくりと少しずつ川に流すから、下流の洪水を防ぐよ。

参加者を募集中!!
みんなも森を守る活動に参加してみよう!

みんなでつくる! 成長の森

子どもの健やかな成長と、苗木の成長を重ね合わせ、苗木を植える事業だよ。

【対象】
2026年4月1日で20才以下

【申込期限】
5月29日(金)まで

【参加費】
1人につき3,000円

>>> 申込方法など、詳細はこちらから!!

森林づくりボランティア活動

神奈川県内各地で間伐、枝打ちなどを行っているよ。小学生も参加できるよ。

>>> 詳細はこちらから!!

かながわの森と水を守ろう
神奈川県の取組

神奈川県が行っている、森と水を守るいろいろな取組の中から一部を紹介するよ!


間伐・枝打ちなどの手入れをして、森林の管理や整備を計画的に行っているよ。また、相模川上流地域では、山梨県と共同して森林整備を進めているんだ。

整備直後

整備1年後

整備5年後


町村が行っている川や水路の水質を良くするための整備を支援し、自然豊かできれいな川になるようにしているよ。

みんなが使った水
生活排水で川やダム湖の水をよごさないように、下水道整備や、合併処理浄化槽(風呂、台所などの生活雑排水とトイレ汚水を同時処理する浄化槽)の設置を進める市町村の取組を支援しているよ。また、山梨県と共同で生活排水の対策を進めているよ。

 

神奈川県の水源環境保全・再生を目指す施策とその取組状況を紹介しているよ
>>> かながわの水源環境の保全・再生をめざして

 

>>> X(旧Twitter)「かながわ しずくちゃん」@kanagawa_sizuku

水源環境保全・再生イメージキャラクター かながわ しずくちゃん

 


協力 : 神奈川県

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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