北海道
動物園だより
2026.06.08

【円山動物園だより】毒を持つカエル「アズマヒキガエル」

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今月のどうぶつ:アズマヒキガエル

無尾目ヒキガエル科
【生息地】 北海道を除く東日本

円山動物園にはオス2匹とメス2匹がいます。

毒を持つカエル

アズマヒキガエルは日本の固有種で、東日本に広く生息しています。体長は最大で約15㎝で、体の大小のイボイボが特徴です。色は赤茶や薄茶など個体によってちがいます。農耕地、自然林、草原などに暮らし、昆虫や小さいカエル、小型のネズミなどを食べます。冬は冬眠し、春の産卵期に水辺にとても長い細いひも状の卵を産みます。

警戒をしたときに、耳の後ろあたりから白い毒を出すことも特徴です。卵やオタマジャクシのときから、毒を持っています。

大小のイボイボが特徴

目の横の耳腺から白い毒を出します

北海道では外来種

アズマヒキガエルは、北海道にはもともと生息していませんでしたが、約40年前に人によって持ちこまれ、現在は札幌をふくめ石狩川流域等で生息しています。このような生物は国内外来種と呼ばれ、もともといる生物(在来種)や生態系への影響が心配されています。実際に、在来種のエゾアカガエルやエゾサンショウウオが食べられたり、毒で死んでしまったりしています。本州ではヤマカガシやクロサンショウウオなどがアズマヒキガエルの天敵ですが、北海道在来種の中に天敵がいないこともアズマヒキガエルが爆発的に増えている一因です。札幌市では市民団体と協力し、水辺に卵を産みに来る4〜5月にわなを仕かけたり、卵を回収したりして、数を減らす取り組みをしています。もし、アズマヒキガエルを見つけたら、札幌市環境共生担当課に連絡をしてください。

北海道に生息するカエル7種のうち在来種は2種のみで、4種が国内外来種、1種が国外外来種です。みなさんが、生物を飼育する場合は、途中で自然に放したりせず、最後まで責任をもって飼うようにしましょう。

アズマヒキガエルの卵

まるやまニュース

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[協力・監修]札幌市 円山動物園
札幌市 円山動物園
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1
TEL. 011-621-1426
http://www.city.sapporo.jp/zoo/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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