【エコなひと】『自分で考える』『自分で選ぶ』『自分で決める』を基本に、遊びつくすことで、判断力・選択力・意志が育まれる|あばれんぼキャンプ事務局 中嶋 信さん|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
エコなひと
2023.06.05

【エコなひと】『自分で考える』『自分で選ぶ』『自分で決める』を基本に、遊びつくすことで、判断力・選択力・意志が育まれる|あばれんぼキャンプ事務局 中嶋 信さん

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今回、お話をうかがったのは、あばれんぼキャンプの中嶋信さんです。遊ぶことで身に付けられることや、自発的に行動することの大切さなど、さまざまなお話をしてもらいました。

今月のテーマ:遊びという体験を通じて大きく成長してほしい

『自分で考える』『自分で選ぶ』『自分で決める』を基本に、遊びつくすことで、判断力・選択力・意志が育まれる。

NPO法人野外遊び喜び総合研究所
あばれんぼキャンプ
中嶋 信さん

1998年にあばれんぼキャンプを設立。山梨県大月市に『みんなの家』を開設、2021年から東京都あきる野市の里山を整備し、里山の『冒険遊び場』を開発中。大人が楽しみながら森づくりや整備を楽しみ、子どもがその里山を使って思い切り遊ぶ『AKIRUNO BASE』を月1回のペースで開催中。

自分で考えて行動することが大切

あばれんぼキャンプは、『すべての子どもたちが走りまわり輝く社会を実現すること!』をミッションに、年間30回程度の主催事業と、企業や行政機関などのイベント、幼小中学生向け自然体験キャンプやスキースノーボード教室を企画運営しています。

「あばれんぼキャンプでの活動の基本は『自分で考える』『自分で選ぶ』『自分で決める』の3つです。大人の顔色を見ないで自分で考えて行動するとき、子どもたちは本当に良い顔をしながら遊びつくします。こういった『やらされない』環境は、子どもたちの判断力・選択力・意志が育まれます」と、中嶋さんは話します。

遊ぶことが成長につながっていく

さらに、中嶋さんはこう続けます。「楽しくて、やりたくて、やってみた遊び(体験)をたくさんした分、多くの気付きと学びが生まれ、たくさんの『なぜ?』と出会い、『なるほど、分かった!』にたどり着きます。そこから、もっとやってみたい、もっとすごい遊びに挑戦してみたい、となっていきます。こういった意欲が、人間の成長の『柱』となります。ぜひみなさんもたくさん遊んでほしいと思います。」

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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