【上野動物園だより】奄美の青い鳥「ルリカケス」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
動物園だより
2023.06.05

【上野動物園だより】奄美の青い鳥「ルリカケス」

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今月のどうぶつ:ルリカケス

学名: Garrulus lidthi
分類:スズメ目 カラス科
生息地:日本(奄美大島、徳之島)

上野動物園で見ることのできる日本にのみ生息する他の動物

ニホンカモシカ
学名:Capricornis crispus

オオサンショウウオ
学名:Andrias japonicus

奄美の青い鳥ルリカケス

ルリカケスはあざやかな瑠璃色の羽が特徴の鳥で、奄美諸島にだけ生息し、国の天然記念物に指定されています。もし病気や災害により野生で数が減ってしまっても絶滅させないために、上野動物園は、生息地でルリカケスの保全を始めとする、奄美の自然保護活動を行っているNPO法人奄美野鳥の会などと協力して、ルリカケスを守る活動をしています。

上野動物園に運んだひな

奄美の森で生まれたひなが飛行機で東京に!

ルリカケスは2月~4月ごろに4個ほどの卵を産みますが、その中でも体の小さなひなは育たない可能性が高いことが知られています。そのひなを上野動物園で育てて、数を増やすことに取り組んでいます。

生息地の森林のあちこちに巣箱を設置して、定期的に見回ります。巣作りが始まったら、鳥がえさを探しにいっている間に巣箱の中にカメラを取り付けて、子育ての様子を観察します。観察をもとに上野動物園に連れて帰るひなを決めて、輸送のための箱に入れて運びます。車と飛行機と電車を乗り継ぎ約7〜8時間かかるので、輸送の途中もえさをあたえるなどの世話が必要です。

飼育係が親代わりとなって育てたルリカケスは、今では上野動物園で繁殖して命をつないでいます。

運んで来たひなが今では親鳥に

うえのニュース

ふたごのジャイアントパンダすくすく成長中!

2021年6月に誕生したふたごのパンダ、シャオシャオとレイレイはもうすぐ2歳。今年の3月には、母親からはなれて2頭で暮らし始めました。最初は落ち着かずうろうろすることもありましたが、今では新しい運動場に慣れ、タケを食べたり、ねむったりして、のびのびと過ごしています。


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

恩賜上野動物園
東京都台東区上野公園9−83
TEL.03-3828-5171
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno

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エコチル編集部

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