兵庫
動物園だより
2022.04.11

【須磨海浜水族園だより】生きた化石!見かけによらず主食はプランクトン「ヘラチョウザメ」

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ヘラチョウザメ

 

学名:Polyodon spathula
チョウザメ目 ヘラチョウザメ科
生息地:北アメリカ大陸ミシシッピ川水域

スマスイでは、同じ水槽に他のチョウザメの仲間もいます。口の形やうろこのちがいに注目してみてください。

サメと付くけど サメではない!?

ヘラチョウザメは、最大2mに達するといわれるチョウザメの仲間。 シーラカンスなどと同じように、太古から姿形が変わっていない「生きた化石」と呼ばれる生き物の1つです。ちなみにチョウザメ目の魚は、名前にサメと付きますが、サメの仲間ではなく、全く別の種類です。


ヘラのような口先

大きなヘラは 何のため?

ヘラチョウザメの特徴は、何といっても天狗の鼻のような大きなヘラ。このヘラには生き物が出す弱い電気を感知する器官があり、えさを見つけるのに役立っています。ただ、ヘラが無いとえさを見つけられないわけではないようで、自然界ではヘラが曲がったり、折れて短くなったりした個体もいるそうです。

えさを食べるときは 大きな口を開けます

チョウザメの仲間の多くは川底のえさを食べますが、ヘラチョウザメは水中をただよっているプランクトンや小魚などを食べます。そのえさの食べ方は独特で、大きな口を開けて水と共にプランクトンや小魚などを飲みこみ、えらの、くしの歯のようになっている鰓耙という部分でこし取って食べます。また、ヘラチョウザメの鰓耙は不純物を体外へと捨てる機能があるため、効率良くえさだけを食べられるのです。


大きな口をあけてゴクリ

スマスイニュース

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写真提供:須磨海浜水族園

神戸市立須磨海浜水族園
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TEL 078-731-7301
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エコチル編集部

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