京都
動物園だより
2022.04.11

【京都市動物園だより】「笑顔」と「きば」口元のギャップに注目!「ケープハイラックス」

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ケープハイラックス

 

学名:Procavia capensis

イワダヌキ目 イワダヌキ科
生息地:アラビア半島とアフリカの岩地やサバンナ、低木林など


丸い体は、リラックスすると長〜くのびます。 食性は草食で、動物園では果物や野菜、牧草、 カシの枝葉などを食べています。

「笑顔」と「きば」 口元のギャップに注目!

口角がキュッと上がっていて、いつも笑っているように見える愛らしい顔。

ところが、あくびなどで大きく口を開くと一変、するどいきば(上前歯)がむき出しになります。なわばり争いのとき、この歯が武器になるのです。

ふだん口を閉じているときも、よく見ると前歯の先が、ほんの少しのぞいていることがあります。


するどい前歯

密になることが大好き? ユニークな特徴がいっぱい

イワダヌキ科といっても、タヌキの仲間ではありません。外見はモルモットやウサギに似ていますが、足のつめは「ひづめ」に似ていて、遺伝的にはゾウやジュゴンに近い動物です。

岩場のわれ目などを巣穴にし、家族数頭から数10頭で群れを作って生活します。

すばしこく、ジャンプも得意。体温調節が苦手で、朝夕に日向ぼっこをし、暑いときは日陰で休み、冬はみんなで密集して温め合います。とてもこわがりで、飼育員が世話をするときも部屋のすみに固まり、1頭が必ず様子を見張ります。

動物園の人気者 ニッパとポテチの家族

2015年に来園したオスのニッパと、その翌年に来園したメスのポテチ。現在展示室にいる群れは、この2頭が生んだ家族です。

ケープハイラックスの寿命は10年ほどで、2〜3才で大人になります。親ばなれをして新しい家族を作る時期になると、他の園へ転園する子どもたちもいます。

床暖房でくつろぐ家族

 

きょうとニュース

ゴールデンウイークは毎日開園

◆5月の臨時開園  毎週月曜日は休園日ですが、2022年5月2日(月)は、臨時開園します。ゴールデンウイーク期間中は、毎日休まず開園しています。
◆新アニマル園長決定  毎年来園者の投票で選ぶ「アニマル園長」。3月の開票の結果、投票総数9,170票中、3,439票で、7代目園長はトラのアオイ(メス)に決まりました。


写真提供:京都市動物園

京都市動物園
京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
TEL.075-771-0210
https://www5.city.kyoto.jp/zoo/
協力・監修/京都市動物園

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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