京都
動物園だより
2026.10.13

【京都市動物園だより】野生個体を守るため国際的な保護の対象「ケヅメリクガメ」

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今月のどうぶつ:ケヅメリクガメ

学名: Centrochelys sulcata
カメ目 リクガメ科
生息地:アフリカの砂漠の周辺やサバンナ

しっぽと後足の間にある突起(うろこ)が、キジやニワトリの「けづめ」に似ていることが名前の由来。

野生個体を守るため国際的な保護の対象

リクガメの中でも大型で、オスは体重100㎏をこえることも。草食性で、イネ科の植物、多肉植物、花や果実などを食べます。暑さや乾燥から身を守るため、地面に深い穴をほってすむ習性があり、日中と夜間は穴の中で過ごし、明け方や夕方に活発に動き回ると考えられています。

産卵もメスが地面に穴をほり、1回に10〜40個もの卵を産みます。年に2〜3回産卵することもあり、高い繁殖力を持っていますが、野生では絶滅が心配されています。原因は農地開発や過放牧による生息地やえさ場の減少。ペットとしての乱獲も問題です。IUCN(国際自然保護連合)は、野生で高い絶滅のリスクに直面している種に指定し、ワシントン条約でも国際取引を規制しています。

前足のゴツゴツしたうろこは、穴をほるとき、土や砂をかき出すのに役立ちます

飼育下の寿命は30〜50年 園内の2頭は成長期!

京都市動物園には12才の「ヒナタ」と13才の「ミズキ」がいます。どちらもメスで、今年6月の体重測定では、ヒナタが29㎏、ミズキが24㎏でした。今後まだまだ大きくなると考えています。

冬期は熱帯動物館の中央エリアでアカアシガメといっしょに生活し、例年5~10月ごろには日光浴のため屋外の展示場に出ています。暑い日中は小屋の中にいることもありますが、夜間開園ではよく外へ出ています。

アカアシガメといっしょに食事

きょうとニュース

今年は開催日数を拡大!【秋の夜間開園】

毎年好評の『秋の夜間開園』。今年は開催日を増やして実施します! 夕暮れから夜にかけて、昼間とは異なる動物たちの姿を観察しに来てください。

〈開催日時〉
【10月】17日(土)、24日(土)、31日(土)
【11月】7日(土)
◆午後8時まで開園 (入園は午後7時30分まで)


写真提供/京都市動物園

協力・監修/京都市動物園
京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
TEL.075-771-0210
https://zoo.city.kyoto.lg.jp/zoo/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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