埼玉
動物園だより
2026.05.11

【埼玉県こども動物自然公園だより】健康のための検疫「スナネコ」

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今月のどうぶつ:スナネコ

学名 : Felis margarita
食肉目 ネコ科
生息地:北アフリカ、中央アジア、南西アジアの砂漠地帯

足の裏には毛が生え、砂漠の熱い砂にもたえられるようになっています。

健康のための検疫

みなさんは「検疫」という言葉を聞いたことはありますか。検疫とは、他の施設から新たに来園する動物たちを一定の期間、他の動物とはなれた施設に入れ、健康状態を調べながら必要な検査を行うことをいいます。万が一病気を持っていたら、他の動物たちに感染を広めてしまう可能性があるからです。また、この期間に健康上の問題やけがを負っていることなどが判明すればすぐに治療を開始します。

検疫は動物同士だけではなく、飼育係、そして来園されるみなさんの健康を守るためにも重要です。 検疫中に行う検査の1つにふん便検査があります。新鮮なうんちを採ってきて病気の原因となるような有害な微生物(寄生虫や細菌など)がいないか確認をします。他にも必要に応じて血液検査や、さわったりきいたりする検査を追加で行います。

顕微鏡でふん便検査中

慣れるための検疫

検疫は健康観察や新しい環境へ慣れてもらうための大切な期間でもあります。毎日えさをどれくらい食べたか、うんちやおしっこに問題が無いかを確認します。うんちは色、におい、量、形、かたさに注目します。

検疫を始めたばかりの動物たちは警戒してかくれたり、きょりを取ったりすることが多いのですが、日数を重ねると少しずつ人前でも姿を見せるようになります。新しい環境やえさに慣れるように、必要以上の介入はせず速やかに掃除や健康チェックを行うようにいつも心がけています。

検疫初期(左)と終了前(右)

こども動物自然公園ニュース

オグロヅルの来園

3月17日(火)に大阪府にある天王寺動物園からオグロヅルのオスが1羽来園しました。名前はヤブサメです。当園にいるオグロヅルのメスとのはんしょくを目指します。オグロヅルは来園者通路からは見えづらい場所で飼育をしていますが、2羽を見守っていただけると幸いです。無事に子どもが生まれて元気に育ってくれることを職員一同強く願っています。


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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