【埼玉県こども動物自然公園だより】「オオカンガルー」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
埼玉
動物園だより
2021.11.02

【埼玉県こども動物自然公園だより】「オオカンガルー」

目次 [非表示]

オオカンガルー

学名:Macropus giganteus

カンガルー目 カンガルー科
生息地:オーストラリア東部

他の放し飼い動物たち

ベネットアカクビワラビー カンガルー目  カンガルー科

フンボルトペンギン ペンギン目  ペンギン科

カンガルーが放し飼い!?

こども動物自然公園では、コーナー内で放し飼いになっている動物がいます。そこではコーナー全体が動物たちの暮らすスペースになっていて、そこに『人が入っていく』スタイルの展示になっています。

カンガルーコーナーはそのうちの1つ。オオカンガルーたちがのびのびと暮らしていて、ときには人が歩く通路の真ん中を堂々と横切ります。

「そんなに近づいて大丈夫なの?」と思われるかもしれません。答えは、大丈夫です。ただし、「来園者のみなさんが観覧マナーを守ってくだされば」ということでもあります。

好きなときに好きな所へ

時間をかけ人に慣れていく

カンガルーはもともと神経質な性格で、群れで生活をする特徴があります。だからもし1頭のカンガルーだけでも人間を警戒するようになると、群れ全体で人をさけてしまいます。

そんなカンガルーが、来園者さんが近くに来ても平気になるには、まず、飼育作業中に少しずつ人や場所に慣らしていくことが大事。そうした中でカンガルーが、「ロープからこっち側は、人がよくいるな」とか「草地には人が来ないな」ということを、経験を重ねて覚えていっているのです。

ですのでカンガルーファーストの気持ちで、ぜひオオカンガルーを間近で観察してみてください。あなたの近くで元気に飛びはねるかもしれませんよ。

通路はカンガルーも通ります

こども動物自然公園ニュース

キリンの赤ちゃんの名前決定!

今年の7月に生まれたオスのキリンの名前が、「レン」に決まりました。8月に5つの候補から選ぶ名前投票を開催し、最も多く票を集めた名前です。この名前は、誕生日である7月8日の誕生花「蓮」が由来になっています。レンはすくすくと成長し、お兄ちゃんやお母さんのキリンたちと群れになって、元気に過ごしています。

 


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

 

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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