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3者連携で環境教育を推進
2025年7月26日(土)27日(日)、札幌市豊平区の大和ハウス プレミストドームで開催された環境広場さっぽろ2025。そのステージイベントとして、札幌市環境局、札幌市小中学校環境教育研究会(以下「環教研」)、(株)アドバコムの3者連携協定締結式が行われました。札幌市環境局の梅田岳局長、環教研の斉藤健一会長、(株)アドバコムの臼井純信代表取締役が協定書に署名。3者が一体となって環境教育に取り組んでいくことを宣言しました。
札幌市環境局では、環境副教材を作成したり、こども環境コンテストを開催したり、札幌の特色を活かした環境教育を進めています。環教研は、今年4月に小中学校の教師たちが発足した研究会で、環境との関わりを自分事として捉えられる授業実践を、札幌から全国、そして世界へと発信していくことを目的としています。(株)アドバコムは、子ども環境情報紙「エコチル」を発行。今年は「エコチル」創刊20年目の節目を迎えています。
札幌市環境局の梅田局長は、「環境教育を進めていくためには、行政、学校の先生、そして企業との連携が不可欠。この協定を通じて子どもたちが環境について学び、家族や地域社会全体の環境意識を高め、行動の変容を促していくことができれば」とコメント。環教研の斉藤会長は、「自然とのふれ合いや札幌市のすばらしい環境を子どもたちとフィールドワークし、たくさんの気付きを生ませることで、子どもたちの未来が明るく、持続可能なものになるよう力を尽くしたい」と述べました。(株)アドバコムの臼井代表取締役は、「札幌市の政策力、環教研の現場力、アドバコムのメディア力が一体になることで、これまでにない新しいかたちの環境教育を実現できると確信している」と話しました。
締結式では市内の小学生2名も登壇し、「使わなくなった服を再利用し、電気を消そうと思う」「身の回りにある自然環境を大切にしたい」など、行っていきたい取り組みを発表しました。
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エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。