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6月の環境月間にちなみ、私たちの周りや地球の環境を守るために、どういった行動をすればいいのか具体的に見ていくよ。ポイントは3つのSTEPなんだ!
STEP1
知ろう!
環境を守るためには、まず地球の環境がどうなっているかを知ることが大切だよ。
例えば、ごみ問題。横浜市では1年間に約86万tのごみが出ているよ。横浜市民1人あたりで考えると、なんと1年間で228㎏に! ちょっと想像がつかない量だよね。横浜市では燃やすごみは焼却工場で燃やして灰にし、最終処分場にうめているけれど、うめられる量には限りがあるよ。だから、処分場を少しでも長く使えるように、ごみを減らすことが大切なんだ。
ほかにも、紙や木材にしたり、畑を作ったりするために、東南アジアや南米などでたくさんの木が切られ、生き物が暮らせる森が減っていたり、油やポイ捨てされたごみで、川や海がよごれてしまったりなど、さまざまな問題があるよ。
STEP2
行動してみよう!
地球や自分の身の周りの環境について分かったら、今度は実際に行動に移してみよう!
横浜市では、毎年夏に小学生(4・5年生)が省エネや生物多様性の保全、3Rなど最大6つの環境行動に取り組む「こども『エコ活。』大作戦」を行っているよ。この『エコ活。』は、環境を守るために普段の生活の中でできる活動が基本。水道の蛇口の開け閉めをこまめにしよう、使っていない場所の明かりは消そう、プラスチックでできた使い捨ての物を探してみようなど、環境を守るためのさまざまな行動が提案さえているから、ぜひ参考にしてみてね。
STEP3
みんなに伝えよう!
STEP1で知ったこと、STEP2で行動してみたことを、家族や友達など、たくさんの人に伝えてみてね。いっしょに行動してくれる人を増やすことは、環境をより良くし、地球を守ることにつながるよ。そして、環境を守るための活動を続けていこうね!
横浜市が環境を守るために進めている対策
横浜市が環境をより良くするために進めている対策を見ていこう!
- ごみを減らす取り組みの1つとして、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を進めているよ
- 使った水は水再生センターできれいにしてから川や海へ流しているよ
- 省エネルギーにつながる行動をよびかけているよ
- 森をみんなが楽しめるよう、散策できる「市民の森」にしたり、公園やまちを花や緑でいっぱいにしたりしているよ
学校に設置した太陽光発電設備
中部水再生センター
市民の森(市内に47カ所)
里山の様子
>>>参考 : 横浜市「どうなっているの?横浜の環境」
>>>参考 : 横浜市「こども『エコ活。』大作戦」
>>>参考 : 横浜市「環境にやさしい行動」
まだまだあるよ!
環境に優しい行動
環境を守るために、どのようなことができるかな?
いっしょに見ていこう!
身近な公園を楽しもう
公園に親しむことで、そこにある植物や生き物の大切さを実感することができるよ。それを感じることが環境を考える第一歩となるんだ。
地元でとれた野菜やくだものを買おう
地元でとれた野菜や果物を買うと、田んぼや畑から食卓に運ばれるまでの、トラックなどの運搬距離が短くなり、CO₂が削減されるよ。
動物園に行こう
本物の動物たちに出会い、地球上に共に暮らしていることを意識することが、環境を守る第一歩となるよ。
エコラベルの付いた商品を選ぼう
エコラベルは、調達・生産加工・物流の過程で持続可能な自然環境の保全に配慮されたことを示すマークだよ。毎日の買い物でエコラベルが付いた商品を選ぶことが環境を守ることにつながるよ。
緑にふれ、育ててみよう
緑にふれ、自分でも育ててみよう。1人1人の小さな取り組みが、緑豊かな横浜を次世代に引きつぐことにつながるよ。
エコライフ・チェックシートを知っているかな?
毎年夏に、横浜市内の小学生(4・5年生)が「エコライフ・チェックシート」を使って「エコ活。」に取り組んでいるよ。2023年は20,366人の小学生が環境行動に取り組んでくれたんだ。
みんなのチャレンジ結果(2023年度)
おうちの近くで見たことあるかな?
生き物クイズにチャレンジ!
写真の生き物の名前を答えてね。答えは、下にあるよ。
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生き物クイズの答え : ①アゲハ(ナミアゲハ)、②サワガニ、③カワセミ、④ニホンアマガエル
協力:横浜市
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。