【エコチル特集】横浜の環境について考えよう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
横浜
特集
2023.12.04

【エコチル特集】横浜の環境について考えよう!

目次 [非表示]

昔は、横浜の空気や川や海もよごれていたけれど、工場での環境対策やみんなの努力で環境が良くなっているよ!どのような対策をしてきたのか、見ていこう!


ハマウィング(横浜市風力発電所)

対策1
きれいな空気を守る

空気は当たり前にあるから、忘れてしまいがちだけど、生きていくためになくてはならないもの。そんな空気が、昔、工場のけむりや自動車の排ガスのせいでよごれてしまい、大気汚染とそれにともなう深刻な健康被害を生み出してしまったことがあったんだ。

でも、工場はえんとつの排ガスからよごれを取り除くために「バグフィルター」という装置などを付けたり、自動車会社は環境に優しい車を作り、自動車の燃料もきれいにしたことで、昔にくらべて空気はとてもきれいになったんだよ。

排ガスのよごれを取る装置の例:バグフィルター

対策2
きれいな川や海を守る

みんなの家や工場などで使った水は、下水道管を通って、水再生センター(下水処理場)に集まり、そこできれいにして、川や海へ流しているよ。

でも、いくらきれいにしてくれるからといって、なんでもかんでも下水道管に流してしまうと、水再生センターがパンクしたり、機械や下水道管がこわれたりする原因になってしまうよ。

だから、工場などではよごれた水から油を取り除くために「油水分離槽」という装置を付けて使った水をできるだけきれいしてから下水道へ流しているんだ。

水のよごれを取る装置の例:油水分離槽

対策3
地球温暖化をおさえよう

地球温暖化をおさえるためには温室効果ガスのCO₂排出を減らす必要があるんだ。このために、工場では、照明をLEDに交換することや、エネルギーの管理など、さまざまなエネルギー対策を行ってCO₂を減らしているよ。

また、走行時にCO₂をほとんど出さない次世代自動車(電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車)が注目されているね。工場でも、例えば荷物を運ぶ車(フォークリフト)の燃料に水素を使うなど、次世代自動車の導入を進めてCO₂を減らしているんだね。

電球のLED化

今日からやってみよう!
環境のために、みんなができること!

横浜の環境を守るために、みんなができることは何かな? 具体的に見ていくよ!

きれいな空気を守る

  • 近くに出かけるときは、徒歩か自転車で
  • 遠くに出かけるときは、電車やバスなどの公共交通機関を使う

きれいな川や海を守る

  • 残さずきれいに食べる
  • 油はできるだけ流さないようにする
  • シャンプーや洗剤などは使い過ぎないようにする

「地球温暖化をおさえよう」

  • エアコンの設定温度を適切にする
  • 白熱電球をLEDにする
  • 使っていない部屋の電気は消す

分かるかな?
環境クイズ!!

問題:次の4つのうち、環境に優しくない行動はどれだろう? 正しいと思う番号はどれかな。

①電球をLEDにする

②食べ物を残さない

③飼っていたカメを川に放す

④シャワーの時間を短くする

答え:③飼っていたカメを川に放す

解説
もともとその地域にはいなかったけれど、人間がにがしたり、連れて来てしまったりした生き物は、そこに住んでいた虫や植物を食べてしまい、生き物のつながりをこわしてしまうんだ。
ペットは最期まで大切に飼ってね。

 

横浜の環境についてゆるっと学べる
「Y-Labo」を見てね!!

おもしろい動画を見ながら、環境について学んじゃおう! 実験動画もあるから、おうちでやってみてね。かわいいカレンダーも使ってね。

>>>横浜市 Y-Labo

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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