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環境省で推進している「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称が「デコ活」に決定しました!今回は、「デコ活」に決まった経緯をはじめ、私たちが取り組みたい脱炭素に向けた行動について紹介します。
8,200件の応募の中から「デコ活」に決定!
環境省では、脱炭素の実現に向けて、私たちの行動やライフスタイルを変える「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」をかかげてきました。しかし、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」という名称は、少し長いですよね。そこで、今年の5月23日(火)から6月22日(木)までの間、シンプルで親しみやすく愛着のあるネーミングを広く公募しました。そして、7月13日(木)、小池百合子東京都知事やサンドウィッチマンなど、著名人からなる選考委員により選定会議が行われ、「バタフライエコ」「エコ活」「エコバトン」など8,200件の応募の中から「デコ活」という愛称に決定しました!
選考委員は、十倉雅和・日本経済団体連合会会長、小池百合子・東京都知事はじめ、シドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さん、お笑い芸人のサンドウィッチマン 伊達みきおさん、富澤たけしさんなど、多くの著名人で構成されました
より豊かな暮らしのためにできることから少しずつ
「デコ活」とは、二酸化炭素(CO₂)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)をふくむ“デコ”と活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。表1にあるように、脱炭素についてのアンケート調査結果によると、10~20代の人たちでは、「脱炭素」が「よくわからない」「意識・貢献できる瞬間が無い」などと回答した人が約6割に上ります。「脱炭素」という言葉は聞いたことはあるけれど、そのために何をしたらよいか分からない人が多いことが分かります。
「デコ活」は、脱炭素に向けてエコで豊かな生活をすることです。難しく考えず、みなさんもできることから少しずつ、「デコ活」を始めてみてください!
[表1]炭素社会の実現に向けて取り組む ことについて、正直どのように思う
(10~20代の回答)
正直、よく分からないので、やるべきことを決めてくれたら従う | 59.4% |
正直、意識・貢献できる具体的な瞬間が無い | 58.5% |
正直、自分1人でやっても変わらない | 56.9% |
正直、取り組むモチベーションが続かない | 50.2% |
出典:博報堂「第二回 生活者の脱炭素意識&アクション調査」~2022年3月調査結果~
[表2] 脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後
新しい国民運動として環境省では、今から約10年後、生活がより豊かに、より自分らしく快適・健康で、 そして2030年温室効果ガス削減目標も同時に達成する、新しい暮らしを提案しています。
[表3]新たな国民運動では 新しい暮らしも後押し
国、自治体、企業、団体、消費者等が国民・ 消費者の新しい暮らしも後押ししています。
1 | 多様で快適な働き方、暮らし方を後押し(テレワーク、地方移住、ワ―ケーションなど) |
2 | 脱炭素につながる新たな暮らしを支える製品・サービスを提供・提案 |
3 | 効果的な情報発信(気づき、ナッジ*) |
4 | 地域独自(気候、文化等に応じた)の暮らし方の提案、支援 |
*ナッジとは…ある行動をそっとうながすこと。
「デコ活」って何をしたらいいの?
具体的なアクションを紹介します!
「デコ活」は、脱炭素に向けてエコで豊かな生活をすること。暮らしの中で、エコを心がけていきましょう。
デコ活アクション まずはここから!
この4つに限らず、暮らしが豊かになり、脱炭素などに貢献していくものは、すべてデコ活アクションです!
>>> デコ活について、くわしくはこちら
デコ活の取組には、国や自治体などから補助金などの支援を受けられる場合があります。くわしくはWEBで検索してみてください!
監修:環境省脱炭素ライフスタイル推進室
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。