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私たちは便利で豊かな生活ができているけど、一方でたくさんの物が捨てられているよ。地球の資源はいつまでもあるわけではないよね。今回は、資源をむだにしない生活をするには、どうすればいいか考えてみよう!
地球を守るためにごみを減らそう
最近、世界中で大きな災害が発生しているよね。これは地球全体の気温が上がる「地球温暖化」などが要因といわれているよ。このまま地球温暖化が進んでしまうと、人類はこの地球に住めなくなってしまうかもしれないよね。だから私たちには、地球温暖化を防ぐ取り組みをする必要があるよ。
地球温暖化は、車に乗ったり、物を作ったり、ごみを燃やしたりするときに出る「二酸化炭素」などが要因ともいわれているんだ。だからみんなが、なるべく物を必要なときに必要な分だけ、長く使い、いらなくなってもごみにしないことが大切なんだ。つまり「資源を有効に使うこと」が、新しく作る物や、ごみを減らして、地球を守ることにつながるよ。
どんなごみを減らせばいいの?
静岡市では、みんなの家から捨てられている燃えるごみを調査しているよ。多く捨てられているごみの種類は、第1位:生ごみ、第2位:紙ごみ、第3位:プラスチックごみ、という結果だったよ。図1を見ると、燃えるごみの約90%がこの3種類のごみということが分かるね。だから、生ごみや紙ごみ、プラスチックごみを減らすことが、ごみを減らす近道になるよ。
『もったいない』を合言葉に生活しよう
静岡市では、『もったいない』をキーワードに、市民や企業などがいっしょに「4R」に取り組めるような計画を作っているよ。4Rとは、リフューズ(ごみになる物を断る)、リデュース(ごみを減らす)・リユース(ごみにならないように再使用する)・リサイクル(ごみになった物を再生利用)のことだよ。資源や物をむだにしないコツがぎゅっとつまった言葉だよね。ぜひ、みんなも『もったいない』という気持ちを持って「4R」を実行し、環境に優しい未来を作っていこう!
データ提供:静岡市ごみ減量推進課
地球環境について できることを始めよう
「アースデイ」とは、4月22日の地球環境について考え行動する日だよ。1969年にユネスコ(国際連合教育文化機関)が提起し、1970年に4月22日を「地球の日(アースデイ)」とすると宣言したんだ。この日に世界のみんなが自分でできることをして、地球環境を大切にするきっかけにするんだよ。みんなも学校や家庭、地域で、できることから始めてみよう。
みんなはどれができるかな?
覚えて始めよう4R!
Refuse=断る |
すぐにごみになる物は もらわない・断る、作らない! |
レジぶくろや使い捨てスプーン・フォーク・割りばしなどは必要がない場合には断ろう! マイバッグやマイはし、マイスプーン・フォーク等を活用しよう。 |
Reduce=減らす |
できるだけごみを出さない! |
つめかえできる商品やばら売りされている商品を購入しよう。マイボトルを持ち歩こう。容器を持参してドリンクを買うと割引してくれるお店もあるよ! |
Reuse=再使用する |
まだ使える物は再使用する! |
フードドライブに参加しよう。家庭で余っている食品を寄付すると、フードバンクを通じて、食品を必要としている方々のもとへ届けられるよ。 |
Recycle=再利用する |
不要になった物を 原材料などとして利用する! |
ペットボトルをリサイクルしよう。静岡市内のセブンーイレブン店舗にはペットボトル回収機が設置されているよ。そこに集められた使用済みペットボトルは新しいペットボトルに再生利用されるよ。静岡市とセブンーイレブン・ジャパンが行っている「ボトル to ボトル」という取り組みだよ。 |
>>> ペットボトル回収機について くわしくはこちら!(静岡市公式HP)
静岡市ごみ減量推進課がごみ減量活動を学べるイベントを実施!!
4R活動を楽しみながら体験しよう!
ごみ減量推進課は、静岡市内で開催される大きなイベントで、4Rについて楽しく学べるブースを出しているよ。参加すると、4Rを教えてもらいながら、リサイクル材料を使った物作り体験などができるよ。それを持ち帰って長く使うことで、ごみの減量にも取り組めるよ。
フードドライブに参加しよう!
おうちで使い切れない未使用の食品を寄贈する「フードドライブ」も、4Rの1つ「リユース(再使用する)」の取り組みになるよ。「フードドライブ」は食品ロスを減らすことにもつながるね。次回は、4月8日(土)、9日(日)に静岡伊勢丹8階催事場プロモーションスペース2で開催するよ。
おうちの人も知らないかも!?
ごみとリサイクルの豆知識クイズ
Q.1
ごみを処理するには、施設や燃料、働く人に対してお金がかかっているよ。令和4年度では、静岡市民1人当たりにすると1年で約いくら?
A 13,400円 B 15,800円 C 16,700円
Q.2
リサイクルすれば資源になる紙「雑がみ」ではない物は?
A ティッシュやおかしのあきばこ B 写真 C はがきや封筒
Q.3
静岡市ではスーパーなどにマイバッグを持参し、レジぶくろをもらわないようにしている人の割合が約何%?
A 約80% B 約90% C 約95%
参考:静岡市「令和4年度清掃事業概要」・レジ袋削減率は令和5年1月時点
答え 1:C 2:B 3:B
監修:静岡市ごみ減量推進課
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。