【高知県立のいち動物公園だより】敵のいない木の上で生活、森林伐採で絶滅のおそれ「シロテテナガザル」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
高知
動物園だより
2023.02.13

【高知県立のいち動物公園だより】敵のいない木の上で生活、森林伐採で絶滅のおそれ「シロテテナガザル」

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シロテテナガザル

学名:Hylobates lar
霊長目 テナガザル科
生息地:タイ、マレーシア、インドネシア、ミャンマー東部

毛の色は黒や茶、白などさまざま。黒っぽい毛の色の両親からクリーム色をした子どもが生まれるのもめずらしいことではありません。

敵のいない木の上で生活
森林伐採で絶滅のおそれ

野生のテナガザルは、敵のいない木の上で一生を過ごし、地上にはめったに下りてきません。移動は体をふり子のようにゆらし、枝をにぎって木から木へとわたっていきます。この動きをブラキエーションといいますが、連続で長い距離を、しかも高速でできるのはテナガザルだけです。

現在、テナガザルの仲間は絶滅のおそれがあり、6種は絶滅寸前種に指定されています。一番の理由はパーム油の原料となるアブラヤシの農園を作るために行われている熱帯雨林の伐採です。日本に住む私たちがパーム油を使った製品を利用することが、テナガザルの生活をおびやかす原因となっているのです。

テナガザルのブラキエーション

ダイナミックな動きとグレートコールが特徴

のいち動物公園では、お父さんの「ニタ」、お母さんの「チャコ」、そして「ココ」「クリ」姉妹の家族4頭を飼育しています。高いタワーのあるオープンな展示場で過ごしているため、子育ての様子や、親子や姉妹間の遊び、ダイナミックな動きを間近で見ることができます。

最大の特徴は、なわばりの主張やコミュニケーションで使われる鳴き声・グレートコールです。「ホーワァッ、ホワッ」と言う声で、数km先までとどきます。のいち動物公園では午前中に多く、園内のどの場所にいても聞こえてくるほどです。

グレートコールで鳴く「ニタ」

のいちニュース

ウサギが仲間入り!

まっ白い体にアイラインを引いたような黒い目が特徴の「ドワーフホト」という種類のウサギが仲間入りしました。名前は「トフ」。体は小さいけれど、好奇心おうせいで活発な性格のオスです。昨年12月に来たばかりの「トフ」は1月2日(月・休)から展示が始まったばかり!のいち動物公園の人気者になりそうです。


写真提供:高知県立のいち動物公園

高知県立のいち動物公園
〒781-5233 高知県香南市野市町大谷738
TEL 0887-56-3500
https://noichizoo.or.jp/

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エコチル編集部

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