【食育特集】楽しい食事にもつながる おはしの正しい使い方を知ろう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2023.01.10

【食育特集】楽しい食事にもつながる おはしの正しい使い方を知ろう!

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はしを正しく持ち、使うことは、家族や周囲の人たちと気持ちよく食事をするだけでなく、指の力加減を修得することにもつながるよ。正しいおはしの持ち方をマスターしよう!

はしは千年以上前に中国から伝わってきた

みんなは、食べ物をつまむだけでなく、 切ったり、はさんだり、ほぐしたりなど、はしを手のように上手に使えているかな?

はしが日本で使われ始めたのは、弥生時代~飛鳥時代ごろとされているよ。ただ、最初のころのはしは、食事をするための道具ではなく、“神器”として中国から伝わったといわれているんだ。

7世紀に入り、はしが貴族の間に広まり、徐々に庶民にも伝わっていったそうだよ。

自分専用のはしは日本独特

中国の他、韓国や東南アジア各国など、はしを使う国はたくさんあるけれど、自分専用のはしを持つのは、日本独特の文化の1つといわれているよ。

持ちやすいはしの長さは、親指と人差し指を直角にして計算した「あた」の長さの1・5倍で、ぴったりのサイズではなくても、プラスマイナス2㎝程度の誤差であれば、はし使いに問題はないよ。食事を楽しむために、はしの使い方をマスターしていこう!

おはしの正しい持ち方を知ろう!

えんぴつを持つ要領で上のはしを持ったら、中指と薬指の間に下のはしを入れて固定し、はし先をそろえるよ。はしを持つ場所は、はし先から約3分の2の部分を目安にしてね。物をつまむときは、中指と人差し指と親指で上のはしを動かし、下のはしは動かさないよ。

はしの持ち方を練習!

  1. イラストのように、はしを1本持つ。これが上のはしにあたるよ。
  2. 人差し指を下げる。
  3. 中指を上げる。
  4. ②と③の動作をくり返す。上手にできるようになったら、はしを2本持って、上のはしだけを同じように動かしてみる。

“きらいばし”って何だろう?

“きらいばし”とは、人前でやると、行儀が悪いとしていやがられるはしの使い方のことだよ。

指しばし
食事中、はしで人や物を指すこと。

寄せばし
遠くの食器をはしで手元に引き寄せること。

さしばし
料理をはしでくしざしにすること。

ふり上げばし
食事中に話しながらはしをふり上げること。


参考資料
農林水産省:『和食』を支えるおはしのマナー 
農林水産省:『aff』2016年5月号「お箸のおはなし」

大福くんについてくわしくはWEBをみてね! >>>  大福くん

※大福くんは、ソニー・ミュージックエンタテインメントと、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアが展開するキャラクターです。

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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