【静岡市立日本平動物園だより】何を食べる?「オオアリクイ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
静岡
動物園だより
2022.12.05

【静岡市立日本平動物園だより】何を食べる?「オオアリクイ」

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オオアリクイ

学名:Myrmecophaga tridactyla
有毛目 アリクイ科 オオアリクイ属
生息地:中央、南アメリカの密林やサバンナ

オオアリクイの特徴


長くてするどいつめ。このつめを使って穴ほりすることが大好きです。

オオアリクイは何を食べる?

オオアリクイは「アリクイ」という名前の通り、野生ではシロアリを主食とし、1日に3万びきものアリや昆虫を食べています。歯は全く無く、ベタベタした長い舌にアリをくっつけて食べています。この舌は長さが60㎝もあり、入り組んだ巣の中にいるアリを食べることができます。動物園では、必要な量のアリを毎日用意することは難しいので、にわとりのささみ肉や食虫動物用のペレット等をミキサーで混ぜ、ドロドロの液体にしたものを代用食としてあたえています。

現在、日本平動物園では12才の「フジオ(オス)」と11才の「ヒナ(メス)」の2頭を飼育しています。フジオはとってもグルメで、えさの味が気に入らないと、前足の長いつめを器用に使ってお皿をひっくり返して、飼育員に抗議します。だから飼育員はフジオが残さず食べてくれるよう、肉とペレットの種類や比率を変えながら工夫してえさを作っています。一方、ヒナの方はえさの味が変わってもあまり気にせずに食べてくれます。

オオアリクイの長い舌

絶滅危惧種に指定

そんなオオアリクイ、実は「絶滅危惧種(VU)」に指定されている動物です。オオアリクイの数が減っている主な原因は、生息地の森林伐採や開発です。最近、プラスチックの代わりに紙が使われることが増えていますが、紙は遠い国の森林が材料であることも多いのです。本当に紙を使えば環境に良いのかも、1人1人が考えなくてはなりません。

えさを食べているところ

日本平動物園ニュース

3年ぶりに! 秋の動物園まつりを開催しました

日本平動物園では、10月8日(土)から10月30日(日)まで「秋の動物園まつり」を3年ぶりに開催しました。期間中には、「ジャガーに馬肉のエサやり」や「調理場ガイド」、「ワラビークイズに挑戦!」など、さまざまな動物の体験型・観察型イベントが多数行われ、たくさんの来園者に普段では味わえない動物とのふれあいを楽しんでいただきました!


写真提供:静岡市立日本平動物園

静岡市立日本平動物園
静岡市駿河区池田1767-6
TEL 054-262-3251
https://www.nhdzoo.jp/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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