【日立市かみね動物園だより】寿命は100才をこえ、人間よりも長生き「アルダブラゾウガメ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
茨城
動物園だより
2022.11.14

【日立市かみね動物園だより】寿命は100才をこえ、人間よりも長生き「アルダブラゾウガメ」

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アルダブラゾウガメ

学名:Geochelone gigantea
カメ目リクガメ科
生息地:セーシェル諸島

「はちゅウるい館」で最初にお出迎えしてくれるアルダブラゾウガメ。ヒョウモンガメ(左)といっしょにのんびりと過ごしています。

寿命は100才をこえ、人間よりも長生き

アルダブラゾウガメは、世界で2番目に大きなリクガメの仲間です。シワシワの皮膚や太い足がゾウを連想させることから、ゾウガメという名前が付きました。大きなオスだと、こうらの大きさは120㎝、体重は200㎏をこえるほどです。

「鶴は千年、亀は万年」という言葉を聞いたことはありますか?1万年は生きられないものの、アルダブラゾウガメは寿命が100才をこえる長寿な動物です。はっきりは分かっていませんが、過去に250年以上生きた記録が残されていて、バード島には推定200才をこえるものもいます。

代謝をおさえることで約1年間、飲まず食わずで生きていけるので、人間と比べてゆったりとした時間を過ごしていることが、長生きと関係しているのかもしれません。


ゾウのような皮膚と足が特徴

ゾウガメの仲間は世界で2種類だけ

ゾウガメは大きくなってしまえば天敵はいませんが、多くが絶滅し、現在はアルダブラゾウガメと、ガラパゴス諸島にすむガラパゴスゾウガメの2種類だけになってしまいました。

簡単につかまえることができるので、食糧や油、ペット、剥製などを目的に乱獲されたためです。現在は保護対象になっていますが、島という限られた環境に生息しているため、病気や災害、急激な環境の変化で一気に絶滅する可能性があり、心配されています。


リンゴが好物。草や木の葉などを食べます

日立市かみね動物園ニュース

動物たちに年賀状を送ろう

動物たちに、少し早めの年賀状を送りませんか?年賀状特設コーナーに置いてある専用ポストに、動物の絵をかいて投函してみましょう。お正月には、動物から年賀状が届きます。  開催は11月19日(土)~11月27日(日)です。かみね動物園公式ホームページをご覧の上、おこしください。

>>> かみね動物園公式ホームページ


写真提供:日立市かみね動物園

日立市かみね動物園
茨城県日立市宮田町 5丁目2-22
TEL:0294-22-5586
https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/

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