【天王寺動物園だより】えさとおやつは野菜が中心「エリマキキツネザル」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2022.11.07

【天王寺動物園だより】えさとおやつは野菜が中心「エリマキキツネザル」

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エリマキキツネザル
学名:Varecia
英名:Ruffed lemur
生息地:マダガスカル島東部
霊長目(サル目) キツネザル科

オスのエマッキー

えさとおやつは野菜が中心

天王寺動物園では、現在3頭のエリマキキツネザルを飼育・展示しています。
オスの「エマッキー」とメスの「ミント」。そして、この2頭の間にできた子どものメスの「ローリエ」です。

エリマキキツネザルには、蒸したサツマイモ、ニンジン、生のサツマイモ、ニンジン、キャベツ、白菜、広島菜、セロリ、蒸し玉ネギ、ゴボウ、ネギ、リンゴ、オレンジなど、野菜中心のえさやおやつを、あたえています。

オスのエマッキーは、いつもおやつをもらえると思っているのか、飼育担当者が作業をするために通路を行き来しているときにもかまわずそばに寄って来ます。しかし、きらいな食べ物には反応せず、無視することもあります。

飼育員のかたに乗るメスのミント

取り合いになる「おやつの時間」

母親のミントは、おやつの時間にはローリエと先を争うようにおやつをもらいに来ます。普段、母親としてローリエに何をされてもたえているのですが、ときどき、かんにんぶくろのおが切れておこりながらローリエを追いかけていることもあります。

ローリエは、母親のミントとほぼ同じくらいの体格に成長し、力は母親以上にあるように思われます。勝気な性格で、おやつのときには、母親のミントの分まで食べたいのか、ミントをふみつけて取りに来ます。

図々しい一面もあるローリエですが、普段は仲よくミントのそばで、甘えるように寄りそってねています。

子どものローリエ

 

てんのうじニュース

ショウガラゴの「クーちゃん」

ショウガラゴは、サル目ガラゴ科に属するサルの仲間で、アフリカ大陸中部に広く生息しています。

天王寺動物園では、2016年生まれの6才になるオスのクーちゃんを、夜行性動物舎で展示・飼育しています。目の大きな、かわいらしいクーちゃんの姿を見に来てくださいね。

 


写真提供:天王寺動物園

天王寺動物園
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
https://www.tennojizoo.jp/
協力・監修/天王寺動物園

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エコチル編集部

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