兵庫
動物園だより
2022.03.14

【須磨海浜水族園だより】水族館生まれの長生きガーじい「ロングノーズガー」

目次 [非表示]

ロングノーズガー

 

学名:Lepisosteus osseus
ガー目 ガー科
生息地:メキシコ北部、アメリカ、カナダ

約2億5000万年前から、ほとんど姿を変えることなく命をつないできた古代魚です。

普段はゆっくり でも獲物をとるときは…!

全長は60〜120㎝で、大きいものでは2m近くになります。長い鼻のようにつき出した口先が特徴で、小魚をとるのに適しています。獲物を見つけるとゆっくりと横に移動し、頭を素早く横にふってつかまえます。そして、するどくとがった歯で獲物がにげないようにおさえ、頭から丸のみで食べてしまいます。


小さく鋭い歯でパクリ

水族園生まれ 長生きのガーじい

平均寿命は10~20年くらいですが、須磨海浜水族園には45才のロングノーズガーがいます。  昭和42年、アメリカのグレータークリーブランド水族館から幼魚5ひきをゆずり受け、10年後の昭和52年に、約200ぴきの稚魚が生まれました。飼育下でのはんしょくは世界初で、順調に大きくなった稚魚たちは、当園だけでなく日本各地の水族館へ養子に出されました※。

平成7年に阪神淡路大震災が起き、停電による酸素不足や寒さで、須磨海浜水族園の大半の魚が死んでしまいました。しかし寒さに強く、空気呼吸(空気中に口先を出して空気を吸う)ができるロングノーズガーは生き残ることができました。

45才になったロングノーズガーを、飼育員は敬意を表して「じい」と呼んでいます。実はオスかメスか分からないので、「ばあ」かもしれないのですが…。
※当時は、須磨海浜水族園になる前の「須磨水族館」


世界最高齢の「ガーじい」 ※2022年3月現在、一般展示しておりません。

スマスイニュース

魚の「耳石」を探してみよう!

4月3日(日)まで企画展「耳石を知ろう・探そう・集めよう」を開催します。
魚の頭の中にある、炭酸カルシウムでできた「耳石」。その形や大きさ、働きを約20種類の耳石標本とパネルで解説します。家で簡単に魚の耳石を取り出せる方法も紹介しますので、ぜひ耳石ハンターを目指してみてください!


写真提供:須磨海浜水族園

神戸市立須磨海浜水族園
〒654-0049 兵庫県神戸市須磨区若宮町1-3-5
TEL 078-731-7301
https://kobe-sumasui.jp/

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

この記事の関連ワードKEYWORD
おすすめの関連記事RECOMMEND
人気の記事RECOMMEND
1
2
3