金沢動物園 園長 小國 徹さんが語る思い出の金沢動物園「動物がくるときはいつもワクワク」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
横浜
動物園だより
2022.03.07

金沢動物園 園長 小國 徹さんが語る思い出の金沢動物園「動物がくるときはいつもワクワク」

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金沢動物園は2022年3月17日(木)に開園40周年をむかえます。それを記念し、開園当初から金沢動物園を見てきた、金沢動物園 園長 小國 徹さんに開園当初の様子を教えてもらいました。

「横浜市立金沢動物園は、1982年(昭和57年)3月17日、アメリカ区の動物(オオツノヒツジ、シロイワヤギ、プロングホーン)の3種類、計10頭で、一次開園しました。

初めて横浜にやってくる動物については、事前に体の特徴やえさ、運動能力、性格などを図鑑で調べたり、また、海外旅行でその動物を見たことのある人に話を聞いたり、いろいろ調べました。しかし、実際に来た動物の能力や性格が事前に調べたものとちがっていて、苦労することが多々ありました。

例えば、オオツノヒツジは予想以上のジャンプ力を持っています。そのため、飛びこえそうな寝室のかべをベニヤ板で高くしたり、展示場から外に出ないように、急遽、漁業組合から漁網をいただき、脱出防止用ネットとして活用したりしました。
新しい動物が来園することで思わぬ苦労をすることもありますが、それでも、動物が来るときは、いつもわくわくしていました」。

さまざまな苦労を経て、40周年をむかえた金沢動物園。これからもみんなで応援していきましょう!


横浜市立金沢動物園

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エコチル編集部

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