東京
動物園だより
2026.06.01

【大島公園動物園だより】まだまだ数が少ない「ハワイガン」 繁殖にチャレンジ中!

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今月のどうぶつ:ハワイガン

学名 : Branta sandvicensis
分類:カモ目 カモ科
生息地:アメリカ合衆国ハワイ州 ハワイ諸島

「日本の鳥舎」で飼育している鳥

コジュケイ
学名:Bambusicola thoracicus

オオコノハズク
学名:Otus semitorques

絶滅をまぬがれたハワイガン

ハワイガンはハワイ諸島にのみ分布し、溶岩のある山や低木林に生息する草食の鳥です。他のガンと比べ、がんじょうな足とするどいツメを持ち、水かきは小さく退化しています。

18世紀末ごろの生息数は約2万5千羽といわれていますが、人の影響により、1950年ごろには数十羽に減りました。ハワイガンは保護繁殖と再導入の取り組みにより2018年の推定個体数は3252羽にまで回復し、レッドリストカテゴリーがVU(絶滅危惧Ⅱ類)に下がりました。

巣の中の様子

伊豆大島のハワイガン

大島公園動物園で飼育しているハワイガンは、活火山である三原山から流れ出た溶岩が斜面となっている展示場「フライングケージ」で、飼育していました。しかし、同居する他のカモに繁殖をじゃまされたり、ケージ内に侵入するイタチにおそわれたりすることがありました。

ハワイガンの繁殖を成功させるため、2025年から「日本の鳥舎」で1ペアの飼育展示を始めたところ、2月下旬に産卵・抱卵を確認しました。オスは展示場に入る飼育係に毎日いかくして、メスと卵を守っていました。残念ながら卵は無精卵で孵化しませんでしたが、良好な関係のペアに今後も注目して、繁殖の成功につなげます。

草陰で抱卵するメスと見張りをするオス

おおしまニュース

今年生まれの子どもたち

大島公園動物園ではバーバリーシープを70頭ほど飼育しています。2026年3月下旬に5頭のバーバリーシープの子どもが生まれました。生まれた当日は足元をふらつかせながら母親の近くを動き回っていましたが、今では岩場も簡単にかけ上がれるまでに成長しました。どんどん成長していく姿をぜひ見に来てください。


写真提供:公益財団法人東京動物園協会東京都立大島公園動物園
東京都大島町泉津字福重2
TEL.04992-2-9111
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/
11osima/park/www/htdocs/zoo/index.html

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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