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暑さが本格化する前に始めたいのが熱中症対策。みんなは「暑熱順化」を知っているかな?暑さに体を慣らすことで、熱中症の対策になるんだ。何をしたらいいのかいっしょに学んでみよう!
相模原市でも救急車は大忙し
令和7年の相模原市の救急出動件数を知っているかな?実は、45194件と過去最多を記録したんだ。これは1日当たり約124件、時間だと約12分に1回、救急車が出動したことになるよ。
救急車を呼ばなくてはいけないような病気やけがをしないように、普段からできることを考えてみよう。
例えば、これからの季節に起こりやすい熱中症を予防するには、どんなことができるかな?暑い日にこまめに水分をとったり、外で長時間過ごさないようにしたりと、簡単にできることがたくさんあるよね。こうした日頃の取り組みは「予防救急」と呼ばれているよ(図1)。
予防救急にはいろいろな取り組みがあるけれど、今回は熱中症対策について、いっしょに学んでいこう!
暑さに体を慣らす「暑熱順化」って?
暑い日が続くと、体はどんどん暑さに慣れて、強くなっていくよ。これを「暑熱順化」と呼ぶんだ(図2)。暑熱順化が進むと、あせの量が多くなったり、血のめぐりが良くなったりするよ。その結果、発汗による気化熱や体の表面から熱をにがす熱放散がしやすくなるんだ。だから、実際に気温が上がり、熱中症の危険が高まる前に、無理の無い範囲であせをかくことが大切だね。例えば、入浴や運動が効果的だよ。
暑熱順化には個人差があるけど、数日から2週間程度でできるから、今の時期から余裕を持って準備をして、暑さに備えようね。
[図1]
予防救急の例
予防救急にはどのような例があるかな?予想される病気や怪我とその対策をいっしょに見ていこう!
転ぶ
少しの段差やぬれたゆかなどは転ぶ可能性があるから注意して歩こう。

落ちる
さくによじ登ったり、高い所に乗らないようにしよう。

ひっかける
水筒のストラップやブラインドのひもが首にひっかからないように注意しよう。

ぶつかる
机の角などとがった所は、やわらかい物で保護しておこう。

火傷
台所のコンロの火やアイロンなどで、火傷をしないように気を付けよう。

はさむ
とびらの開け閉めをするときに指などがはさまれないようにしよう。

風邪
風邪などの感染症は、うがい・手洗い・マスクの着用で予防しよう。

ささる
とがった鉛筆やハサミなど、ささりやすい物は使用後すぐに片づけよう。

おぼれる
水深が浅くてもおぼれることがあるよ。川では大人の人の目の届く場所にいよう。

[図2]
暑熱順化の仕組み

暑さをさけよう!
熱中症を予防するためには、暑さをさけることがとっても大切!どんな方法があるのかいっしょに見ていこう。
屋内
● 扇風機やエアコンで室温を調節
● 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用する
● 室温をこまめに確認

屋外
● 日傘や帽子の着用
● 日陰の利用、こまめな休憩
● 天気の良い日は、日中の外出をできるだけひかえる

体の蓄熱をさけるために
● 通気性が良く、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
● 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、体を冷やす
[!] のどのかわきを感じなくても、 こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを飲もう!

熱中症対策用語辞典
1. 熱中症特別警戒アラート
熱中症特別警戒アラートとは、気温や湿度がとても高くなり、熱中症による重大な健康被害が起こる可能性があるときに、環境大臣が発表するアラートのこと。熱中症特別警戒アラートが発表されたら、熱中症予防行動を積極的に取ろう。
相模原市では、熱中症特別警戒アラートの情報を、さがみはらマガジン「防災」「安全・安心」で配信しているよ。
2. クーリングシェルター
クーリングシェルターとは、危険な暑さから身を守るための指定された公共施設・民間施設のこと。令和7年9月30日(火)時点で、109カ所(公共施設81カ所、民間施設28カ所)が指定されているよ。
● 登録施設例:公民館、図書館、ショッピングモールなど

制作協力・監修 : 相模原市 警防部救急課
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。






