大阪
動物園だより
2026.02.02

【天王寺動物園だより】自然破壊により減っている生息数「フクロテナガザル」

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今月のどうぶつ:フクロテナガザル

学名:Symphalangus syndactylus
英名:Siamang
生息地:マレー半島南部/スマトラ島
哺乳綱霊長目 テナガザル科

お母さんのナナ

自然破壊により減っている生息数

フクロテナガザルは、テナガザルの仲間では最大で、体重は10㎏以上になります。体は真っ黒い毛でおおわれ、のどに喉頭嚢といわれる大きな袋を持ち、数㎞先まで届く大きな鳴き声を発します。これは、縄張りを主張したり、ペアや家族間でのコミュニケーションであったりします。

フクロテナガザルは、生息地であるマレーシアやインドネシアでの農地の整備や森林の伐採などによって、急速に生息数が減っています。

ヨッちゃん

大きな鳴き声にご注目!

天王寺動物園には4頭のフクロテナガザルが暮らしています。お父さんの「レモン」お母さんの「ナナ」お姉さんの「ヨッちゃん」妹の「ゴッちゃん」です。

レモンは、2003年生まれの22才、ナナは、レモンより年上の26才です。この2頭の間には、これまで5頭の子どもが生まれました。フクロテナガザルは飼育下において40才以上は生きることができますので、今でも元気にケージ内で動き回っています。また、家族そろって朝早くから大きな声で鳴き合っています。

一方、ヨッちゃんとゴッちゃんは、9才と6才になり幼さが消えてたくましい大人へと成長しています。新しいおむこさんを迎えるか、他の動物園へおよめに行くのかは分かりませんが、お母さんと同じように命をつないでくれるでしょう。
みなさまもフクロテナガザルの大きな鳴き声を聞きに天王寺動物園へおこしください。

ゴっちゃん

てんのうじニュース

天王寺動物園のウマ「福」をご紹介します!

今年は午年ですね。天王寺動物園のウマといえば野間馬の「福」です。2009年に来園し、現在27才になりました。ウマの平均寿命が20~25才といわれる中で、立派なおじいさんとして今も元気に過ごしています。福は「ふれんどしっぷガーデン」で暮らしていますよ。


写真提供:天王寺動物園

協力・監修/天王寺動物園
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
https://www.tennojizoo.jp/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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