【天王寺動物園だより】「チンパンジーベース」がオープンしました!「チンパンジー」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2025.05.01

【天王寺動物園だより】「チンパンジーベース」がオープンしました!「チンパンジー」

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今月のどうぶつ:チンパンジー

学名:Pan troglodytes
英名:Chimpanzee
生息地:アフリカ赤道付近の熱帯林/サバンナ
哺乳綱霊長目 ヒト科

道具を使ってジュースをなめている様子

「チンパンジーベース」がオープンしました!

令和7年4月1日(火)に「チンパンジーベース」がオープンしました。この「チンパンジーベース」は、これまでのチンパンジー舎の屋外展示場、屋内展示場を改修し、チンパンジーたちのストレスを少しでも和らげられるように、動物福祉に配慮した施設になっています。

「屋外展示場」においては、難波の歩道に放置されていた樹木を移植し、自然に近い環境を再現しています。また、木製のタワーの劣化が激しかったため新しくしました。

寝台タワー

動物たちの習性を引き出す活動を続けます

「屋内展示場」は、今回の改修においてメインとなる場所で、広さを拡大し、「寝台タワー」を3台新設するとともに、「アリ塚」も2カ所設置しています。

「寝台タワー」は、チンパンジーたちが木の上で、木の葉などを使ってベッドを作り、ねる習性を再現するために設置しました。

「アリ塚」では、アリを食べる習性が見られるように、アリの代わりにジュースなどを塚に仕込み、チンパンジーたちが木の棒を使ってジュースをなめる様子が見られます。

天王寺動物園では、これからも動物たちが暮らす家を新しくしていきます。そして、そこで暮らす動物たちが本来見せる習性をうまく引き出し、みなさんに知ってもらえる活動を続けていきます。「チンパンジーベース」でのチンパンジーたちの様子を観察しに来てくださいね。

屋内展示場のアリ塚

てんのうじニュース

ホンドギツネの「レナ」が来園しました!

昨年12月にホンドギツネの「レナ」が天王寺動物園に来園しました。最近では新しい環境にも慣れ、木箱の中や、排水のみぞなど、気に入った場所でねむっていることが多く、みなさんにご覧いただくためには、レナの姿を探す必要があるかもしれません。

 


写真提供:天王寺動物園

協力・監修/天王寺動物園
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
https://www.tennojizoo.jp/

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エコチル編集部

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