冬野菜を食べて体のしんから温まろう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2021.12.06

冬野菜を食べて体のしんから温まろう!

目次 [非表示]

これから旬をむかえる冬野菜。旬の食材は味や香りも良く、栄養価が高いことでも知られているよ。冬野菜の特徴と効果を学び、冬野菜についてくわしくなろう!

寒い日こそ冬野菜

寒いときに取りたいのが、体を温めてくれる食材。中でも、野菜はビタミンやカロテンなどの栄養を多くふくみ、免疫力を高める効果があるといわれているから、積極的に取りたい食材の1つだよ。

一般的に、夏が旬の野菜は体を冷やして夏バテの疲労回復などに効果があり、冬が旬の野菜は食べることで血行がよくなって、冷え性やかぜの予防などに効果があるといわれているよ。また、冬野菜は細胞に糖をたくわえるため、糖度の高い野菜が多いんだ。だから、食べたときに、あまくておいしいと感じるんだね。

大切なのは調理方法

ただ、ハクサイやダイコンといった冬を代表する野菜でも、生のサラダなどで食べてしまうと、水分が多いため、体が冷えてしまうんだ。でも、加熱調理をして食べれば、体が温まる! また、体を温める代表格のショウガも、加熱調理した成分のほうが、生の成分よりも体を温める効果が高いよ。

煮物やなべ、しる物など、体がしんから温まる料理に冬野菜を使って、元気に冬を乗り切ろう。

冬野菜の栄養を知ろう!

冬野菜にはどのような栄養があるのかな? くわしく見ていこう!

カブ

根の部分には消化を助けるアミラーゼ、葉の部分にはビタミンAやビタミンC、食物繊維などがふくまれているよ。葉の方に栄養が多いよ。

キャベツ

歯や骨を作るのに役立つビタミンK、消化を助けるジアスターゼの他、ビタミンC、胃や腸のねんまくを丈夫にするビタミンUなどがふくまれているよ。

ダイコン

根の部分には、消化を助けるアミラーゼ、プロテアーゼなどが多くふくまれ、葉の部分には、ビタミンK、ビタミンC、カルシウム、鉄などがふくまれているよ。

ショウガ

3種類のからみ成分、ジンゲロン、ショウガオール、ジンゲロールには新陳代謝を上げ、体を温め、冷えを改善する作用があるよ。

ネギ

からみ成分のアリシンには、血行を良くし、体を温める作用があるよ。また、葉の部分には、カロテンやビタミンCがふくまれていて、かぜ予防に効果的。

ブロッコリー

血行を良くするビタミンE、目の病気の予防に役立つルテイン、免疫力を高めるビタミンAも豊富。ビタミンCが豊富なくきの部分も食べてね。

食材旬当てクイズ!!

冬が旬の食材に○を付けてね。いくつ分かるかな?

レンコン サンマ

ミカン イチゴ アジ
キュウリ ブリ

アサリ タチウオ

モモ

 

 


[参考資料]
農林水産省「aff 2019年12月号」
農林水産省「できることから始めよう! 食育ガイド」

 


 

大福くんについてくわしくはWEBをみてね! >>>  大福くん

※大福くんは、ソニー・ミュージックエンタテインメントと、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアが展開するキャラクターです。

 

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

この記事の関連ワードKEYWORD
おすすめの関連記事RECOMMEND
人気の記事RECOMMEND
1
2
3