【日立市かみね動物園だより】ネコ科で唯一○○をつくる?「ライオン」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
茨城
動物園だより
2024.03.11

【日立市かみね動物園だより】ネコ科で唯一○○をつくる?「ライオン」

目次 [非表示]

今月のどうぶつ:ライオン

学名: Panthera leo
食肉目 ネコ科
生息地:アフリカ大陸(サハラ南部~南アフリカ)

2022年にオープンした新猛獣舎「がおーこく」。新ライオン舎ではオス1頭、メス3頭の計4頭を飼育しています。

ネコ科で唯一○○をつくる?

ライオンはトラに次ぎ、世界で2番目に大きなネコ科動物です。オスは体重150〜250kg、メスは体重120〜180kgほどになり、成獣のオスにのみ顔の周りにたてがみが生えます。ライオンはネコ科動物の中では唯一群れをつくるという特徴があります。


擬岩の上で休むメスライオン

ライオンは夜行性?

ライオンは夜行性といわれますが、正しくは明け方や夕方に活動し狩りを行う「薄明薄暮性」の性質を持っています。日中動物園でよく休んでいる姿が見られるのはそのためです。1日の睡眠時間は約15時間ともいわれています。活動しているライオンの姿を見たいなら、開園直後、もしくは閉園ごろがおすすめです。

動物園で人気の百獣の王ライオン。実は野生下では数を減らしており、絶滅危惧種に指定されていることをご存じでしょうか。その原因には環境破壊・生息地の減少・密猟・害獣駆除などの理由があげられます。現地ではライオンが家畜や住民を襲うことがあり、その対策としてライオンを駆除することがあるのです。かつて日本でニホンオオカミが駆除され絶滅してしまったように、肉食動物との共存は簡単な問題ではありません。これからもライオンと共に暮らせる未来を考えていきましょう。


タイミングが良ければこんな姿を見ることができるかも

日立市かみね動物園ニュース

ライオン「きぼう」13才の誕生会

2011年3月11日に発生した東日本大震災の5日後に産まれた「きぼう」。13才をむかえるきぼうの誕生会を行います。みんなで誕生日をお祝いしましょう!

日にち:2024年3月16日(土)


写真提供:日立市かみね動物園

日立市かみね動物園
茨城県日立市宮田町 5丁目2-22
TEL:0294-22-5586
https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/

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エコチル編集部

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