【エコチル特集】世界がかかげた目標“SDGs”についてくわしくなろう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
相模原
特集
2024.01.09

【エコチル特集】世界がかかげた目標“SDGs”についてくわしくなろう!

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「第3回 SDGs先進度調査」で全国5位に選ばれた相模原市では、さまざまなSDGsの取組が行われているんだよ。それらの取組を知れば、もっとSDGsが身近になるよ。早速、見ていこう!

2030年までの達成が目標

環境問題、戦争、貧困、人種差別など、世界はさまざまな問題をかかえているよ。こういった地球規模で起こっている問題を解決するために、国際連合に加盟する193カ国が、2030年までの達成を目指そうとかかげた国際目標が「SDGs」だよ。

このSDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」という英語の頭文字を取った略称で、17の目標が決められているよ。

特に、世界196の国のうち約7割をしめる開発途上国の方が、深刻な問題をかかえていると考えられているよ。

例えば、目標6「安全な水とトイレを世界中に」は、日本で暮らす私たちにとっては当たり前だから、目標にする必要はあるの? なんて思うかもしれないね。でも、安全に管理された飲み水を使うことができない人は、2022年時点で世界に約22億人もいるんだ。

SDGsは続けることが大切!

SDGsの目標の中には、国や企業でないとできないような目標があり、相模原市でもさまざまな取組を行っているよ。

例えば、相模原市役所本庁舎1階のロビーに置かれている「SDGsモデル自動販売機」には、フードロス対策の商品が販売されていたり、この自販機の売上の一部が市のSDGs推進事業に寄付される仕組みになっていたりなど、いろいろなSDGs要素がつまっているんだ。他にも、「さがみはらSDGsまなべるマップ」の発行や、子どもから大人まで楽しめる「相模原市オリジナルSDGsカードゲーム」の作成、いろいろな体験をしながらSDGsが学べるアプリ「すもー」のリリースなどを行っているよ。

みんなも、食事を残さず食べる、だれもいない部屋の電気は消す、マイバッグやマイボトルを持ち歩くなど、「できること」「できそうなこと」から始めてみてね。一度きりではなく、続けることが大切だよ!

できることからSDGsを始めてみよう!

SDGsの17の目標に合わせた、私たちにできることを紹介していくよ!

1.
フェアトレード商品(公平・公正な取引と認定された商品)を購入する

2.
・買い物をする前に冷蔵庫を確認する
・すぐ食べるものは賞味期限の短いものを選ぶ

3.
世界の医療課題に興味を持つ

4.
本や映画、インターネットなどで世界や日本の教育の現状を知る

5.
ジェンダー平等に興味を持つ

6.
・水のむだ使いを意識する
・水をよごさないようにする

7.
コンセントを抜いたり、電化製品の主電源をこまめに切る

8.
フェアトレード商品を購入する

9.
世界のインフラ設備の状況について興味を持つ

10
・おたがいのちがいを認め合い、理解する
・地域の啓発イベントに参加する

11.
自分が住んでいる街の魅力を考えてみる

12.
・賞味期限の近い値引き商品を買う
・食べ切れる分を注文して、食べ残しをしない

13.
コンセントを抜いたり、電化製品の主電源をこまめに切ったりする

14.
マイボトルを使用し、ペットボトルやストローの使用を減らす

15.
・地域団体などがやっている植林活動や森づくりに参加してみる
・環境に配慮した製品を選ぶようにする

16.
国際的な紛争問題などに興味を持つ

17.
SDGsに関するイベントなどに参加してみる

>>>相模原市が行っているSDGsへの取組詳細はこちらから!!

相模原市のSDGsあれこれ

相模原市によるSDGsへの取組を紹介。みんなは知っていたかな?

「さがみはらSDGsモデル自動販売機」


フードロス対策に加えて、いろいろなSDGsの要素がつまった自動販売機を、相模原市役所本庁舎1階のロビーに設置してあるよ。

「さがみはらSDGsまなべるマップ」

相模原市内で、見学を通じてSDGsについて学ぶことができる施設や、SDGsに関連する学びのある体験を提供する団体などを紹介する冊子を作成。パソコンなどから見ることができるよ。

>>>電子版はこちらから!

「さがみはらSDGsアワード2023」

相模原市内での企業・団体によるSDGs関連の優れた取組を表彰しているよ。
今回、審査員特別賞に橋本小学校が選ばれたんだ!

「まちのコイン『すもー』」

アプリをインストールし、SDGsのゴールとひも付いた体験をしよう! 楽しみながらSDGsを学べるよ。

>>>Android用
>>>iOS用

『相模原市版Get The Point』

子どもから大人まで、楽しみながらSDGsを学べる、相模原市オリジナルSDGsカードゲームだよ。市の特産物や施設が登場するから、SDGsがとっても身近に感じられるんだ。現在、販売はしていないけれど、小中学校などに貸出を行っているよ!


協力 : 相模原市

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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