【埼玉県こども動物自然公園だより】当園の「道産子」をご紹介！「ウマ（ポニー）」

今月のどうぶつ：ウマ（ポニー）

学名：Equus caballus
奇蹄目　ウマ科
生息地：家畜として世界中に分布

乗馬やえさやり体験のイベントを開催中です。くわしくは公式サイトをご覧ください。

ウマ？それともポニー？

現在、当園のポニーコーナーでは10頭のポニーを飼育しています。その中でも一際目立って大きいウマが2頭いるのを知っていますか？「あの大きいのはウマですか？ポニーですか？」と聞かれることがよくありますが、実際にはどちらも正解です。大人になっても体高が147㎝以下のウマの総称をポニーと呼ぶからです。

当園の「道産子」をご紹介！

今回は「道産子」の2頭を紹介します。道産子とは、北海道中心に飼育されているウマの種類で、別名「北海道和種」とも呼ばれ、日本在来種に指定されています。体高約125～135cm、体重約350～400kgと、日本在来馬の中ではやや大型な種類です。荷物を背負うことができることから、かつては旅人を乗せて運んだり物資の運搬をしたりするなど、現在の車のような役目を果たしていました。

メスの月雨は、体は大きくおとなしい10頭のリーダー的存在。さわられるのが好きで飼育係に付いて歩くこともあります。ニンジンを食べるのが上手で、現在えさやり体験で活躍しています。オスのユキオは好奇心旺盛で、他のポニーにイタズラをすることもしばしば。少しの変化にもすぐに気が付く繊細な一面もあります。

月雨：メス、体重360kg