【食育特集】8月は野菜摂取強化月間 もっと野菜を食べよう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
北海道
食育特集
2023.08.21

【食育特集】8月は野菜摂取強化月間 もっと野菜を食べよう!

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みんなは、野菜を食べているかな? 夏はおいしい野菜がたくさんとれるよ。 健康な体をつくるために必要な野菜の働きについていっしょに見てみよう。

札幌市民は野菜不足!?

8月31 日は何の日か知っているかな?「やさい(831)の日」だよ。札幌市では、毎月1日を「野菜の日」、毎年8月を「野菜摂取強化月間」としているんだ。みんなは、普段から野菜をたくさん食べているかな。

令和4年札幌市健康・栄養調査によると、「札幌市民は野菜不足!」という結果が出ているよ。ご飯や肉ばかり食べていては、丈夫な体はつくれないんだ。野菜には、食べた物の栄養を体の中で使うための手伝いをする働きがあるんだって。だから、主食(ご飯、パン、めんなど)、主菜(肉、魚、豆腐など)と組み合わせて、バランス良く食べることがとても大切なんだね。

野菜にはいろいろな栄養素がぎゅっとつまっているよ。野菜の栄養素の働きについて、表1で見てみよう。

表1野菜の栄養素と働き

栄養素 野菜の働き 多くふくまれる野菜
ビタミンA 目を健康に保つ、皮ふやねんまくの健康を守る ニンジン、小松菜、トマト
ビタミンB群 食べた物の栄養を体の中で使うための手伝いをする グリンピース、アスパラガス、カボチャ
ビタミンC 皮ふを健康に保つ、貧血予防の手伝いをする ピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー
食物繊維 お腹の中をきれいに掃除する ゴボウ、オクラ、枝豆
カリウム 余分な食塩を体の外に出す手伝いをする ホウレン草、ニラ、キュウリ
カルシウム 骨や歯をつくる 水菜、春菊、モロヘイヤ
血液のもとになる赤血球をつくる ホウレン草、小松菜、枝豆

>>> R4札幌市健康・ 栄養調査結果

野菜まめ知識

01 緑と赤のピーマンのちがいって?

緑のピーマンは、未熟な状態で収穫された物。緑のまま収穫せず完熟すると赤ピーマンになる。

02 土が無くても野菜は育つの?

土を使わず、栄養分をとかした水だけで野菜を育てることができる。これを水耕栽培といい、サラダ菜、小松菜、ミツバなどが育つ。

03 野菜の育ち方で、ゆで方が変わる?

ニンジンやジャガイモなど、土の中で育った野菜は水からゆでる。アスパラやブロッコリーなど、土の上で育った野菜はお湯からゆでる。

 


【参考資料】
>>> 厚生労働省eヘルスネット「野菜、食べていますか?」
>>> 農林水産省「こどもそうだん」

【情報提供】 札幌市保健福祉局保健所健康企画課

 

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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