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今ある物を利用して新たな製品に作りかえ、付加価値をあたえることを“アップサイクル”というよ。このアップサイクルを日本に広めようと、インドの伝統衣装サリーから作ったワインバッグ「I was a Sari」のポップ・アップ・ショップが、大手町でのイベントに登場したよ。
現在、インドでは、町のいたる所にごみが捨てられていて、社会問題の1つに。そんな中、「I was a Sari」はファッション業界の環境負荷を減らすのに役立つと世界中から注目を集めているよ。
また、インドでは、今も生まれた場所で一生が決まってしまう人が多く、女性は家にいるのが当然と考えられているんだ。でも、アップサイクルの事業で働けることにより、現在250人の女性職人が給与をもらい、医療や教育も受けられているんだって。
「I was a Sari」を取りあつかう、エシカリージャパンの中川雅里名さんは、「この『I was a Sari』はSDGsに貢献するだけでなく、かわいい、持ってみたいから入って、エコを広めていけるアイテムです。『I was a Sari』を買うことで、おしゃれを楽しみながらSDGsの現実を知ってほしいと思います」と、話してくれたよ。今後は、ワインバッグ以外にも、さまざまなアップサイクルの商品を開発する予定とのこと。楽しみだね!
エシカリージャパン合同会社
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。