【大島公園動物園だより】木から降りてくるのは週に一度!? 少ない食料で生きていけます「フタユビナマケモノ」のスローライフを紹介!!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
動物園だより
2023.02.06

【大島公園動物園だより】木から降りてくるのは週に一度!? 少ない食料で生きていけます「フタユビナマケモノ」のスローライフを紹介!!

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フタユビナマケモノ

学名:Choloepus didactylus
有毛目 フタユビナマケモノ科
生息地:南アメリカ北部の熱帯雨林

フタユビナマケモノ飼育施設で 見られる生き物たち

アルダブラゾウガメ

オニオオハシ

フタユビナマケモノの省エネ生活

フタユビナマケモノはその名の通り、前足に2本ずつ長いかぎづめを持ち、とてもゆっくりとした動きが特徴的な動物です。前足のかぎづめと、後ろ足に3本ずつあるかぎづめの両方を器用に木に引っかけてぶら下がり、一生のほとんどを樹木の上で過ごします。

茶色の体で樹木にじっとぶら下がることで木の幹や枝に擬態し、捕食者であるジャガーなどから見つかりにくくしています。睡眠も樹木の上で、1日およそ15~20時間ねむり、木から降りるのは週に一度、排泄のときのみです。哺乳類としてはめずらしく変温動物なので、周りの気温に応じて体温が変化するため、体温を維持するエネルギーを節約することができます。

しかし、自分自身では体温調節ができず、寒過ぎたり暑過ぎたりすると体調をくずしてしまうので、動物園では温度管理に気をつかって飼育しています。

えさを食べるときにも役立つ長いつめ

少ない食料で生きていけます

野生では、さまざまな種類の木の葉や芽、果実などを食べています。1日に必要なエネルギー量は約110キロカロリーほどで、消費エネルギーが一番少ない哺乳類といわれています。そのため、栄養価の低い木の葉だけでもうえる心配はありません。少ない食料でむだに動かず、省エネで長く生きていけるよう進化した動物なのです。

離島でスローライフを送るフタユビナマケモノを見に来てください。

おおしまニュース

初めて運動場に出たときのピースケ

2022年12月、レッサーパンダ舎に新しいオスが仲間入りしました! 福井県鯖江市西山動物園生まれのピースケです。愛嬌のある姿や行動から、西山動物園の人気者だったそうです。

大島でも、運動場の木をアクティブに上り下りし、さっそく来園者の注目を集めています。今後は、大島生まれのメスとの繁殖を目指していきます。


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

東京都立大島公園動物園
東京都大島町泉津字福重2
TEL.04992-2-9111
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/
11osima/park/www/htdocs/zoo/index.html

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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