【天王寺動物園だより】メガネをかけているみたい それが名前の由来「メガネフクロウ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2023.01.10

【天王寺動物園だより】メガネをかけているみたい それが名前の由来「メガネフクロウ」

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メガネフクロウ
学名:Pulsatrix perspicillata
英名:Spectacled Owl
生息地:メキシコ南部、中南米
フクロウ目 フクロウ科

大きなひとみの「ムサシ」

メガネをかけているみたいそれが名前の由来

天王寺動物園では、メガネフクロウ1羽を飼育・展示しています。名前は「ムサシ」といいます。2015年12月10日(木)に天王寺動物園に仲間入りしました。

メキシコ南部からアルゼンチン、ブラジルに生息し、白い線がまゆから目先を通ってほほまであり、メガネをしているように見えることから「メガネフクロウ」と名前が付けられました。

リラックスしてすいみん中

愛らしい姿とはかけはなれた肉食系

「ムサシ」は、夜行性の鳥です。昼間はつばさを下げてねるくせのあるフクロウで、その姿はとてもリラックスしているように見えます。水が大きらいで、午前中に飼育員が水道のホースを持って掃除するときなどは、「水をかけないで」と言っているかのように「ホーホー」と鳴きながら、ホースをさけることもなく飼育員に近寄り、こわがらせに来ます。

顔だけを見ていると、大きなひとみでとても愛らしく、ながめているといやされますが、肉食の動物です。動物園では、冷凍のネズミや牛肉などをあたえているものの、ネズミなどの小型の哺乳類から鳥類などもつかまえて食べてしまいます。

この夏、昆虫をあたえたときには、まったく食べませんでした。牛レバーが好きなことから、マウスなどの小動物の方がおいしく感じられるのかもしれません。 みなさんも、つぶらなひとみで見つめてくる「ムサシ」の様子を見に来てくださいね。

マウスを食べるムサシ

 

てんのうじニュース

つめをといでいるジャガーの「ロン」

天王寺動物園では、ジャガー1頭を飼育・展示しています。中国山東省栄成市の「西露口動物園」からやって来たオスの「ロン」です。 昨年10月に8才になりました。少し神経質なところもありますが、いつも元気いっぱいに、展示場内を動き回っています。

 


写真提供:天王寺動物園

天王寺動物園
大阪市天王寺区茶臼山町1-108
TEL:06-6771-8401
https://www.tennojizoo.jp/
協力・監修/天王寺動物園

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エコチル編集部

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