分別した後、どうなるの?プラスチックのリサイクル工場を 見てきたよ!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
その他
2017.10.02

分別した後、どうなるの?プラスチックのリサイクル工場を 見てきたよ!

目次 [非表示]

埼玉県本庄市にあるリサイクル工場エコスファクトリーにやってきたよ。

ここでは関東近郊から集められたプラスチックのごみをリサイクルし、プラスチックの原材料に加工しているんだ。

ここに集められているプラスチックのごみは、90tもあるの!

しかも、たったの1日分だなんて、ビックリ!!

プラスチックの1つ、ポリスチレンのリサイクル工程を観察!

圧縮されたプラスチックをほぐす

選別する

加熱してとかす

熱々のインゴットが完成!

※インゴット・・・プラスチックを溶かして固めたもの。ポリスチレン製品の原材料となる

ポリスチレンとそれ以外に自動で選別され、ポリスチレンは〝減容機〟と呼ばれる機械で処理されるんだ。機械で自動選別されるけど、不純物が混じっていることもあるの。だから、最後は人の手で点検されるのよ。

近赤外線を利用して材質を特定

水に浮くかどうかでプラスチックの種類を選別

3種類の温度で乾燥

20㎜以下にくだく

 

リサイクル材料ができたよ!

ペレット

インゴット

こんな製品になるよ

プラスチックのごみから、原材料ができたわ! お店では見たことがないものばかりね。そうさ、これが加工されてプラスチックの製品になるんだ。つまり、プラスチックの赤ちゃんだね。

工場を見学することでリサイクルの意識がアップ

今回、見学させてもらったエコスファクトリーでは、24時間工場をフル稼働させ、1日に90tのプラスチックごみをリサイクルしている。

年間にすると約2万7千t。東京タワー約7本分の重さに相当するんだ。

ただ、ここに持ちこまれたすべてのごみがリサイクルできるわけではなく、リサイクルに適さないものもかなりの量になるとのこと。ごみを捨てるときは、きちんと分別し、そもそもごみを減らす習慣を身につけたいね。

工場見学はそんなリサイクルの意識を高めてくれるよ。みんなも行ってみてね。


エコスファクトリー
埼玉県本庄市児玉町宮内字大谷838-4
TEL.0495-72-5232
くわしくはこちら http://www.ecosfactory.jp/

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

この記事の関連ワードKEYWORD
おすすめの関連記事RECOMMEND
人気の記事RECOMMEND
1
2
3