【食育特集】災害が起こってからではおそい!わが家の食品備蓄を考えよう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2022.09.05

【食育特集】災害が起こってからではおそい!わが家の食品備蓄を考えよう!

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災害に備えて食品備蓄を始めよう! と言われるけれど、何から手をつけたらいいんだろう? 災害が起こったときに困らないよう、できるところから手をつけてみよう!

食品備蓄は最低でも3日分!

台風や地震、豪雨などの大きな災害は、いつ起こるか分からないよね。そして、いざ災害が発生すると、電気、ガス、水道などのライフラインが使えなくなったり、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで食品が手に入らなくなったりするおそれがあるんだ。

過去の例によると、災害発生からライフラインの復旧まで1週間以上かかるケースが大半で、支援物資がなかなか届かないことも! そのため、最低でも3日分、できれば1週間分の食品を家庭で備蓄しておくことが重要になるよ。

まず水と熱源を確保しよう!

水とカセットコンロといった必需品の他、災害直後は炭水化物ばかりになりがちなため、手軽にタンパク質をとれる上に長期保存できる、魚介や肉類のかんづめやレトルト食品、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとるために、日持ちする野菜を多めに買い置きし、野菜ジュースやドライフルーツなどもあるといいね。

被災時、いつもと変わらない、温かく栄養バランスのとれた食事があれば、元気に活動するためのエネルギーがわいてくるよ。わが家の食品備蓄、早速考えてみよう!

食品備蓄を始めてみよう!

─ 食品備蓄には何が必要なのか、見ていくよ!

  • まずは水。命を守るために絶対必要だよ!
  • 次にカセットコンロとカセットボンベ。お湯をわかせれば、温かい飲み物や食事が用意できるよ!
  • そして、最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄がおすすめだよ。

(乳幼児や高齢者、持病・アレルギーのある人は、それぞれに合った食品を、少なくとも2週間分は用意したい)


飲料水として、1人あたり1日1Lの水が必要だよ。 調理などに使用する水をふくめると、1人1日3L程度あると安心だよ。

カセットコンロ

熱源は食品を温めたり、かんたんな調理をしたりする際に必要だよ。カセットボンベは1人当たり1週間分で6本程度必要になるよ。

主食

ごはん、パン、そば、うどんなど、エネルギー源になるよ。
【主な食品】レトルトご飯、乾めん、カップめん、シリアル、お米(無洗米が便利)

主菜・副菜

タンパク質を確保し、ビタミン、ミネラル、食物繊維を補おう!
【主な食品】かんづめ、レトルト食品、フリーズドライ食品、乾物、日持ちする野菜、野菜ジュース

あると便利な品物

■食品用ポリ袋  (耐熱温度130℃以上のもの、湯せん対応のもの)
■ラップ
■アルミホイル
■クッキングシート
■クッキングペーパー・キッチンペーパー
■キッチンばさみ
■なべ・やかん
■おたま、トング
■除菌スプレー・除菌ペーパー
■紙皿、紙コップ
■わりばし、使い捨てスプーン


参考資料
政府広報オンライン「いつもの食品で、もしもの備えに! 食品備蓄のコツとは?」
農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」

大福くんについてくわしくはWEBをみてね! >>>  大福くん

※大福くんは、ソニー・ミュージックエンタテインメントと、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアが展開するキャラクターです。

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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