東京
特集
2022.05.02

便利で快適な生活が送れるのは、エネルギーのおかげ! 持続可能な社会と地球、私たちの未来のために、再生可能エネルギーについてくわしくなろう!

目次 [非表示]

みんなにとって、電気やガスが使える生活は当たり前だよね。 もし、エネルギーがなくなったら、どうなってしまうんだろう? 地球や社会、私たちの未来のためにも、大切なエネルギーについて学んでいこう!

日本は、エネルギーが ほとんど自給できていない!?

電気やガスといったエネルギーが使える生活は、便利で快適。だけど、これからもエネルギーを使い続けるためには、解決しなければならない問題があるんだ。

実は、日本のエネルギー自給率はわずか12%程! つまり、エネルギー資源の大部分は外国から輸入されているということ。しかも、最も多く使用されている石油は、このまま使い続けていくと将来なくなってしまうかもしれない、と心配されてもいるよ。

また、石油や石炭といった化石燃料は、燃やすと、地球温暖化の原因といわれているCO₂を発生させてしまうため、環境に影響をあたえず、安定して利用し続けられるエネルギー源や利用方法に注目が集まっているんだ。その方法が、再生可能エネルギーだよ!

日本にぴったり!? 再生可能エネルギー

再生可能エネルギーには、太陽光・風力・水力などがあり、温室効果ガスを排出せず、日本国内で生産もできる! でも、発電電力量における再生可能エネルギーの比率は2017年度現在、約16%と道半ば。「費用が高い」「季節や天候に左右される」など、さまざまな問題が出てきているんだ。

でも、社会を維持して発展させていくために、再生可能エネルギーは重要な電源。私たちも、自分自身の生活とエネルギーの使い方を見直し、省エネを心がけていこうね!

参考:
経済産業省 資源エネルギー庁「なっとく!再生可能エネルギー」
経済産業省 資源エネルギー庁「かがやけ!みんなのエネルギー」

日本が使用している主なエネルギー資源

石油

【使い道】
・電気をつくるときの燃料の他に、車や飛行機の燃料、石油化学製品の原料など、たくさんの使い道がある。

【長所】
・液体なので運びやすく、貯蔵もしやすい。

【短所】
・燃やすとCO₂、NOx、SOxが出る。

LPガス(液化石油ガス)

【使い道】
・家庭用のプロパンガス、自動車や工場の燃料、ガスライター、カセットコンロなどに利用されている。

【長所】
・圧力をかけたり冷やしたりすると液体になり、体積が小さくなるため運びやすく、貯蔵もしやすい。
・硫黄分などの不純物をほとんどふくまない。

【短所】
・燃やすとCO₂、NOxが出る

天然ガス(LNG)

【使い道】
・電気をつくるときの燃料や都市ガスの原料として使われている。

【長所】
・冷やすと液体になり、体積が小さくなるため運びやすい。
・液体にするときに、硫黄分や不純物を取り除くことができる。

【短所】
・燃やすとCO₂、NOxが出る

石炭

【使い道】
・電気をつくるときの燃料や鉄の製造に使われている。

【長所】
・世界各地でたくさん取れる。
・他のエネルギー資源に比べて値段が安い。

【短所】
・石油やガスに比べ、燃やしたときに出る CO₂、NOx、SOxが多く、石炭灰も出る。
・固体なので体積がかさみ、運んだり貯めたりするために、費用がかかる。

主要国の一次エネルギー自給率比較(2019年)

出典:IEA「World Energy Balances 2020」の2019年推計値、日本のみ資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」の2019年度確報値
※表内の順位はOECD36ヵ国中の順位

日本のエネルギー自給率

一次エネルギー: 石油、天然ガス、石炭、原子力、太陽光、風力などのエネルギーのもともとの形態

エネルギー自給率: 国民生活や経済活動に必要な一次エネルギーのうち、自国内で産出・確保できる比率

日本の一次エネルギー供給構成の推移

出典:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」の2019年度確報値 ※四捨五入の関係で、合計が100%にならない場合がある。 
※再エネ等(水力除く地熱、風力、太陽光など)は未活用エネルギーを含む。

再生可能エネルギーを知ろう!

再生可能エネルギーにはどのような物があるのかな? 日本で行われている発電方法を見ていくよ!

太陽光発電

太陽の光エネルギーを光電池に集めて電気に変えるよ。

【長所】
・太陽のエネルギーを利用するため、石油などのように資源がなくなる心配がない。
・電気をつくるときにCO₂を出さない。

【短所】
・日が照っていないと発電できない。
・大量に発電するためには広い設置面積が必要になる。

風力発電

風の力で風車を回し、その回る力を電気に変えるよ。

【長所】
・石油などのように資源がなくなる心配がない。
・電気をつくるときにCO₂を出さない。

【短所】
・風が弱かったり、強過ぎたりすると、発電できない。
・大量に発電するためには、太陽光発電よりも広い設置面積が必要になる。

バイオマス発電

木のくずや動物のふん、食品の生ごみなどを利用して電気をつくるよ。

【長所】
・ごみとして捨てられていた物をエネルギー資源として活用できる。
・植物が光合成で吸収するCO₂の量と、燃やしたときに排出されるCO₂の量が同じなので、地球温暖化に影響をあたえない。
・安定して発電できる。

【短所】
・燃料を集めたり、運んだりするのにお金がかかる。

水力発電

水を高いところから落として水車を回し、水車とつながった発電機で電気をつくるよ。

【長所】
・水のエネルギーを利用するため、石油などのように資源がなくなる心配がない。
・ダム式は必要なときにすぐに発電できる。
・流れこみ式は水量の多い季節は安定して発電できる。
・電気をつくるときにCO₂を出さない。

【短所】
・ダム式は水がたまらないと発電できない。
・大きなダムを作れる場所が、ほとんど残っていない。
・流れこみ式は、川の水の量が少ない季節は発電量が少なくなる。

地熱発電

火山のマグマの熱で温められた熱水・蒸気を地下から取り出し、タービンを回して電気をつくるよ。

【長所】
・天候に左右されず、24時間発電できる。
・電気をつくるときにCO₂を出さない。

【短所】
・発電所を作るまでに、調査などで時間がかかる。
・景観を損なうおそれがある。

その他の発電方法

海洋温度差発電

海面に近い温かい海水と、深海の冷たい海水との温度差を利用して発電するよ。

波力発電

波の力を利用して発電するよ。

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

この記事の関連ワードKEYWORD
おすすめの関連記事RECOMMEND
人気の記事RECOMMEND
1
2
3