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旭山動物園の獣医師・佐藤伸高さんが、動物や動物園、自然について紹介するコーナーです。
今月のどうぶつ:マヌルネコ
食肉目 ネコ科
【生息地】シベリア南部から中国、イラン、アフガニスタン等の標高が高い草原や半砂漠
旭山動物園では、オス2頭を飼育しています。
マヌルネコの「だるまさんが転んだ」
マヌルネコはアフガニスタンやイラン、インドなどに生息する小型のネコの仲間です。「マヌル」とはモンゴル語で「小さい野生のネコ」という意味です。体が小さく、名前にネコが付くので、ペットのネコ(イエネコ)とかんちがいする人もいますが、れっきとした野生動物です。寒く、岩場が多い生息環境にとけこむように、毛の色は灰色がかっています。冬はモコモコの冬毛になります。特にお腹の毛が厚いのは、雪の上にいてもお腹が冷えないためといわれています。夏には毛がわりをして夏毛になり、一回りほっそりします。
野生ではナキウサギや野ネズミなどを食べているようです。天敵はユキヒョウです。「だるまさんが転んだ」の動きともいわれる、歩いたり止まったりをくり返すカクカクした動きをします。これは岩のふりをして、えさである野ネズミや天敵のユキヒョウから見つかりにくくしていると考えられています。

活発なヒデ(1才)

夏毛のグルーシャ(9才)
性格や行動がちがうグルーシャとヒデ
旭山動物園では、オスのグルーシャとヒデを飼育しています。マヌルネコは群れを作らずに単独生活をするので、別々の部屋で飼育しています。グルーシャはいつものんびりしていて、ほとんどの時間を岩のように過ごしています。ヒデはとても活発に動きます。飛んでいるチョウやトンボに興味津々で、追いかけたり、つかまえたりしようとします。2頭の行動が全然ちがうところも見どころです。グルーシャは今春に完成した「マヌルネコ舎」で展示しています。生息地の岩場をイメージした獣舎で、冬には雪の中のマヌルネコを見られます。

ふわふわの冬毛のグルーシャ
あさひやまニュース
お母さんの「みらい」と赤ちゃん
アムールヒョウが生まれました!
8月4日(火)に、アムールヒョウの「デン(お父さん)」と、「みらい(お母さん)」の赤ちゃんが生まれました。まだ展示はしていないのですが、順調に成長しています。
教えて! 飼育員さん
飼育員さんが、みんなからの質問に答えます!
質問
動物はかぜを引きますか?
答え
動物もかぜを引きます。特にチンパンジーやオランウータンのかぜは、ヒトに移ることもありますし、ヒトのかぜが移ることもあります。

質問大募集!
「飼育員さんへの質問」を受付中! 聞きたいことを送ってください!
協力・監修:旭川市 旭山動物園
旭川市 旭山動物園
旭川市東旭川町倉沼
TEL. 0166-36-1104
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
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