東京
動物園だより
2026.10.05

【井の頭自然文化園だより】東京で発見!「ミヤコタナゴ」

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今月のどうぶつ :「ミヤコタナゴ」

学名 : Tanakia tanago
生育地:現在は千葉県や栃木県の一部の地域のみ【天然記念物】
分類:コイ目 コイ科

水生物館の仲間たち

アカハライモリ
分類:有尾目イモリ科
生息地:日本 (北海道、沖縄、対馬、小笠原諸島のぞく)

タガメ
分類: 半翅目コオイムシ科
生息地:日本、朝鮮半島、中国、台湾、ロシア極東部、東南アジア

東京で発見!

ミヤコタナゴは大きなもので体長7cmほどの川や池にすむ小型の淡水魚です。昔は東京をはじめ関東地方のあちらこちらで見られたようですが、現在は千葉県や栃木県の一部の地域にしか、いなくなってしまいました。開発によって自然が減ったり、川の水がよごれたりして、ミヤコタナゴが安心してくらせる環境が無くなったことが原因と考えられています。

今から100年以上も前の明治42年には、文京区にある小石川植物園の池から新種のタナゴが発見され、研究のための標本として採集された記録が残っています。東京、すなわち都(みやこ)で初めて見つかったという意味で、「ミヤコタナゴ」と名付けられました。

貝に卵を産み付けるよ

ミヤコタナゴなどタナゴの仲間は、カラスガイなどの淡水の二枚貝に卵を産みつける特徴があります。この二枚貝がいないと子孫を残すことができません。

井の頭自然文化園水生物館では、ミヤコタナゴの産卵期の4月〜7月ごろに、水槽の中に二枚貝を入れています。タイミングが良ければ、オスとメスが並んで泳ぐ姿や、メスが腹部から白くて長い産卵管をのばして貝に卵をうみつけようとする様子を観察することができます。

二枚貝のそばで泳ぐミヤコタナゴのオス(上)とメス(下)
※貝は産卵期(4~7月ごろ)のみ水槽内に入れています

いのかしらニュース

企画展「西望偉人伝」を 開催中

井の頭自然文化園彫刻館B館では企画展「西望偉人伝」を開催中。長崎の平和祈念像の原型を作った彫刻家北村西望は他にも多くの作品を制作しました。本展では、西望がつくった「偉人」、つまり歴史に名を残した人物の肖像彫刻を紹介します。2027年4月4日(日)まで。


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

井の頭自然文化園
東京都武蔵野市御殿山1丁目17-6
TEL.0422-46-1100
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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