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ポイ捨てされたプラスチックが、海に流れ出てさまざまな問題を引き起こしています。使い終わったプラスチックを資源として利用するにはどうしたら良いでしょうか。私たちにできることをいっしょに見てみましょう。
魚よりごみが多くなる?! 海洋プラスチック問題
みなさんは、大量のプラスチックごみが海に流れ出ている「海洋プラスチック問題」について知っていますか? 海に流れ出たペットボトルやビニールぶくろなどのプラスチックごみは、いずれマイクロプラスチックという小さなつぶになって、いつまでも海をただよい続けます。生き物がプラスチックごみにからまったり、それを食べてしまったりと、生態系や漁業へ深刻な影響をあたえています。
1950年以降に海に流れ出たプラスチックごみの量は、なんと推定1億3,900万t! さらに、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量をこえるとの予測もされています(図1)。今すぐに対策をしなければなりません。
[図1]
プラスチック生産量と海洋プラスチックごみ
世界のプラスチックの生産量

海に流出したプラスチックごみの総量(推計)

プラスチックをリサイクルしよう!
北海道の海岸にも、たくさんのプラスチックごみが漂着しています(図2)。
プラスチックは分別して資源回収などに出せば、資源として生まれ変わることができます。リサイクルする方法は、大きく分けて3つあります(図3)。みなさんにもすぐにできる取り組みを下で紹介します。ぜひ実践していきましょう。
[図2]
北海道の海岸漂着物組成調査結果(令和4~6年)

[図3]
廃プラスチックをリサイクルする方法
マテリアルリサイクル ▶︎とかす
溶かして、もう一度プラスチック原料やプラスチック製品に再生する方法。
ケミカルリサイクル▶︎分解する
化学的に分解するなどして、油や化学原料に再生する方法。
サーマルリサイクル▶︎燃やす
燃やして、熱エネルギーを回収する方法。
石油からできているプラスチックは、サーマルリサイクルよりも、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルを進めていくことが重要!
プラスチックとのかしこい付き合い方
「プラスチック・スマート」を

マイバッグなどを活用
レジぶくろはもらわない、マイボトルを利用するなど「使い切り」のプラスチック製品の使用を減らす。

分別して正しく処分
「使い切り」のプラスチックはポイ捨てをせず、ごみ分別のルールに従って正しく捨てる。
→リサイクルにつながる!!

地球に優しい製品を選ぶ
再生プラスチックや紙、バイオプラスチックなどの地球に優しい製品を選んで買う。

清掃活動に参加
海や河川に流れ出るプラスチックごみを減らすため、地域の清掃活動に参加する。

[図4]
分別して捨てることが大事!
・家庭での分別
・お店での回収
・集団資源回収 など…
きちんと分別されたプラスチックはさまざまな物にリサイクルされます。

北海道の取り組み
「ボトルtoボトル」って?
北海道庁ロビーにペットボトル回収機を設置!
「ボトルtoボトル」の取り組みを進めるため、北海道コカ・コーラボトリング㈱により、ペットボトルを圧縮して回収するペットボトル回収機を北海道庁に設置しています。ペットボトルを小さくつぶして効率的に運ぶので、CO₂排出量も削減!
ペットボトル回収機
「ボトルtoボトル」は 「水平リサイクル」
ボトルtoボトルとは… 使用済みのペットボトルを、再びペットボトルとして再生するリサイクル方法
水平リサイクルとは… 使用済みの製品を原料として使い、同じ種類の製品に作り変えるマテリアルリサイクルの一種
メリット
・新しい資源を使って作るよりも、CO₂の排出量を減らせる
・資源をくり返し使うため、新たな化石由来原料の使用量を減らせる

出典:
>>> 政府広報オンライン「海洋プラスチック問題の解決策。マイボトルやマイバッグから始めるプラスチックとの賢い付き合い方!」
>>> 一般社団法人全国清涼飲料連合会「ボトルtoボトルとは」
北海道 環境生活部 環境保全局 循環型社会推進課 一般廃棄物係「人の生活と海の環境」 をもとに株式会社アドバコム作成
監修:北海道 環境生活部 環境保全局 循環型社会推進課
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。






