長野
特集
2022.02.14

もっとごみを減らすにはどうしたらいい?

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「ごみの出る量が少ない都道府県ランキング」に6年連続で1位にかがやいた
長野県。もっとごみを減らすにはどうすればいいのかな? みんなで考えよう!

地球のためにもごみを減らそう!

環境省の発表によると、2019年度におけるごみの総排出量は4,274万tと、東京ドーム約115はい分にもなるんだ。これを1人1日あたりのごみ排出量に換算すると918gと、1kgに近い量に! 2018年度のごみの排出量とくらべると、0・02%増えてしまったよ。

これまで私たちは、たくさんの物に支えられ、便利で豊かな生活を送ってきたよ。そんな生活を続けていたら、環境破壊やごみの大量発生、廃棄物処分場の不足など、さまざまな問題に直面することになってしまったんだ。また、物を作ったり、物を燃やしたりするときに発生するCO₂は地球温暖化の原因の1つになるともいわれているよ。

そう、ごみは少ないほうがいい!

長野県では「信州ごみげんねっと」を立ち上げ、ごみを減らすための情報を発信。〝もったいない〟の気持ちを大切にして、ごみを出さないようにがんばってきた結果、2019年度の県民1人1日あたりのごみの総排出量は816gとなり、6年連続で「ごみの出る量が少ない都道府県」の第1位にかがやいたんだ!

市町村では、佐久地域の川上村・南牧村が全国第1位・第2位とごみ排出量が少ないんだ。2つの町村とも生ごみ(一般的には家庭ごみの約4割)を資源と考えて、畑の肥料として使っているよ!

食べ残しも減らそう!

また、平成20年から「ごみ袋削減県民スクラム運動」が始まって、買い物にマイバッグを使う人の割合は、運動開始時の約20%から、今では約90%にまで増えたよ。さらに、2016年からは飲食店での食べ残しを減らして、ごみを減らそうという「30・10運動」もスタート! 平成22年から行っている「食べ残しを減らそう県民運動 〜eプロジェクト〜」とともに、食品ロスも減らそうとがんばっているよ。

長野県が目指している、〝県民1人が1日に出すごみの量800g〟を切るまで、あとミニトマト1個分。私たちもできることから取り組み、ごみをもっと減らしていこうね!

南牧南小学校の4年生が考えたよ!
ごみを減らすためにできることって何?

  • プリントは再利用する
  • 給食をしっかり食べる
  • 買い物はエコバッグを使用する
  • 使えない粗大ごみは仕方がないけれど、使えそうな物は、それを使いたい人に提供する
  • 自分の分の給食をできるだけ減らさない
  • できるだけごみを出さない生活を心がける

ごみを減らすキーワードは“3R”

リデュース【Reduce】 発生抑制
物を大切に使うことでごみを減らし、そもそもごみを発生させないこと。
例1 マイボトルやマイカップを使用する。
例2 つめかえ用の製品を選ぶ。

リユース【Reuse】 再利用
使える物はくり返し使うこと。
例1 フリーマーケットやリサイクルショップを利用する。
例2 不要になった物をゆずり合う。

リサイクル【Recycle】 再生利用
ごみを資源として再び利用すること。
例1 ごみを正しく分別する。
例2 ごみを再生して作られた製品を利用する。

さらに2つの“R”を加えて、「5R」とすることも!

リフューズ【Refuses】 断る/拒否
ごみになる物を断ること。
例1 必要がない物は無料だからともらわない。
例2 余分な包装は断る。

リペア【Repair】 修理
物を修理して使うこと。
例1 こわれたおもちゃを修理して使う。
例2 ズボンが破れたら、穴をぬってはく。

生ごみが肥料になる!? コンポストについて学ぼう!

コンポストとは、微生物や菌の力を利用して、生ごみを堆肥(肥料)に変えることができる“生ごみ処理機”のことだよ。長年にわたって、白馬村でごみ減量化に取り組んでいる「白馬あーす隊」の渡辺義子さんに、コンポストについて教えてもらったよ。

白馬あーす隊 渡辺さんより

生ごみを堆肥にできれば、ごみ出しの回数も減り、庭や畑の土をよくすることができます。生ごみ処理の方法は下の表のようにいろいろありますが、家でかんたんにできるのは、“ぱっくん”と“コンポスト”でしょう。ぱっくんは台所や納屋など、家の中でできます。

ぱっくんは白馬村ではスーパーで売っていますが、もみがら薫炭とピートモス、ダンボールがあれば自作できます。生ごみを入れてかき混ぜるだけ。中身の温度が上がらないときは廃食油や天かすなどを入れて混ぜると温度が上がって発酵がすすみます。ぼってり重くなったら取りかえどき。肥料として使いましょう!

家庭でできるごみ処理の仕方

Hakuba SDGs Labの草本朋子さんは、「LFCコンポストセット」を使い、ベランダでコンポストを行っているよ。

ロッジ やまじうの福島のり子さんは、木枠コンポストを使用。一冬ねかせて、春に堆肥として畑にまくそうだよ。

Protect Our Winters Japanの高田翔太郎さんは、キッチンの近くにある畑に設置。生ごみは年間を通じてゼロとのこと。


参考:白馬SDGsLabo http://hakuba-sdgs-lab.org/events-210624

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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