京都
動物園だより
2026.07.13

【京都市動物園だより】絶滅が心配されるマダガスカル固有種「ワオキツネザル」

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今月のどうぶつ:ワオキツネザル

学名: Lemur catta
霊長目 キツネザル科
生息地:マダガスカル島南部(乾燥林や低木林、河辺林)

左から母のツクシ(13才)と娘のヨモギ(4才)。

 絶滅が心配されるマダガスカル固有種

マダガスカル島南部だけにすみ、果実や花、葉、昆虫、は虫類などを食べる、原始的なサルの1種です。頭と胴体を合わせた長さが約43㎝、しっぽはそれより長い約60㎝で、名前の「ワオ(輪尾)」の由来となった輪状のしま模様があります。後足が発達し、大きくジャンプするのが得意です。

群れではメスの順位がオスより高いのが特徴。コミュニケーションや縄張りの主張は、生殖器の近くの(オスは前足の内側にもある)器官から出るにおいで行います。

昼行性で、樹上と地上を行き来して生活しますが、体温調節が苦手。朝や気温が低い日には、太陽に向かって両手足を広げて日光浴をします。

寿命は約15年(飼育下では25~30年)。かつては数万頭といわれた野生の生息数は、現在2千頭余りに減少しています。農地や牧場の開発、食用やペットとしての乱獲も原因で、IUCN(国際自然保護連合)が近い将来、絶滅の危険性が高い種に指定しています。

しっぽの白黒しま模様が特徴

 4年ごしの同居を目指す園内の2組の母子

京都市動物園には、現在4頭のワオキツネザルがいます。2組の母子で、「キンカン」と息子の「サンゴ」、「ツクシ」と娘の「ヨモギ」です。

約4年前にサンゴとツクシの間で争いが起きて以来、家族ごとに部屋を分けていますが、最近、ケージごしにお見合いを始めました。慎重に観察を続けながら、4頭での同居を目指しています。

日光浴(左サンゴ、右キンカン)

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テーマソングの歌詞を募集しています!

京都市動物園で初めてのテーマソングを制作することになりました。その「歌詞」を市民のみなさんや全国の方から広く募集します。

動物園での思い出や動物たちへの想い、未来に伝えたいメッセージなど、自由な発想の歌詞をぜひご応募ください。くわしくは動物園のホームページをご確認ください!


写真提供/京都市動物園

協力・監修/京都市動物園
京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
TEL.075-771-0210
https://zoo.city.kyoto.lg.jp/zoo/

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エコチル編集部

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