東京
動物園だより
2026.05.01

【上野動物園だより】ヘビのような長い首「チリメンナガクビガメ」

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今月のどうぶつ:チリメンナガクビガメ

学名: Chelodina oblonga
カメ目曲頸亜目 ヘビクビガメ科
生息地:オーストラリア、ニューギニア島

「両生爬虫類館」で見られる動物たち

イリエワニ
学名:Crocodylus porosus

アズマヒキガエル
学名:Bufo japonicus formosus

ヘビのような長い首

チリメンナガクビガメは水中で生活するカメの仲間です。オーストラリアやニューギニア島の川や沼などで魚をとらえて食べています。

動物園では普段は水底でじっとしていることが多いのですが、えさの時間になると活発に動き出します。えさを見つけると長い首をS字に曲げ、バネのように一気に首をのばしえさを飲みこみます。また、息継ぎをするときにも長い首が役立っているようです。水面近くまで浮上することなく、長い首をのばして鼻先を水から出すことができます。

長い首をのばして息継ぎ

首のかくし方

カメの首のかくし方には、種類によって2通りの方法があります。私たちがよく知る身近なイシガメやクサガメは、おどろいたときや身を守るときに頭を甲羅の中にまっすぐ引っこめてかくします。これらのグループを潜頸類といいます。

一方、チリメンナガクビガメは首を横に曲げて、甲羅の下にかくします。これらのグループを曲頸類といいます。

上野動物園の両生爬虫類館では潜頸類と曲頸類をどちらも見ることができます。水槽にはってある「潜頸類」「曲頸類」シールを目印に、ぜひ両生爬虫類館へ観察しに来てください!

首を曲げて甲羅の下にかくしているところ

うえのニュース

コビトカバの子どもが生まれました!

上野動物園では、他の動物園と協力しながら絶滅危惧種であるコビトカバの繁殖を進めていましたが、2025年3月14日(金)にコビトカバの子どもが生まれました。性別はオスで、名前はコブシです。同年12月25日(木)には、メスの子どもも生まれました。名前はイロハです。園に来たときは、コビトカバの子どもたちをぜひ見てくださいね。


写真提供:公益財団法人東京動物園協会

恩賜上野動物園
東京都台東区上野公園9−83
TEL.03-3828-5171
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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