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外来生物という言葉はよく聞くけれど、どういった生き物が外来生物なのかな?さっそく見ていこう!
外来生物って何だろう?
外来生物とは、もともといなかった国や地域に、人間の活動によって他の地域から持ちこまれた生き物のことをいうよ。
現在、日本の野外に生息する外国起源の生き物の数は、分かっているだけでも約2000種!
日本には、たくさんの外来生物がすんでいるけれど、全部が問題になっているわけではないよ。農作物や家畜、ペットのように私たちの生活に欠かせない生き物もたくさんいるんだ。これらの生き物の多くは、やって来た地域になじめず、定着できないと考えられているよ。ただ、中には、ペットとして飼われていたアライグマやミシシッピアカミミガメのように、飼いきれなくなって捨てられたり、にげ出したりして、やって来た地域にうまく入りこみ、数を増やして、地域の自然環境に大きな影響をあたえたり、人間に危害を加えたりする種類もいるよ。
生き物を飼ったら、最後まできちんと飼うことが大事だね!
特定外来生物って何だろう?
外来生物のうち、特に生態系、人の生命・身体、農林水産業へ大きな被害をおよぼすもの、またはおよぼすおそれがあるものは、外来生物法という法律で「特定外来生物」に指定されているよ。
特定外来生物は、野外に放たれて定着してしまったりすると、大きな影響をあたえる可能性があるため、輸入、飼育、栽培、保管、運搬、販売、野外へ放つことなどが原則禁止されているんだ。
神奈川県に定着している特定外来生物
全国的に問題となっている特定外来生物だけど、神奈川県も例外ではないよ。アライグマやクリハラリスはすでに定着してしまっているんだ。神奈川県ではさまざまな対策を行っていて、例えば、生活環境や農作物へ深刻な被害をおよぼしているアライグマについては、リーフレットなどで問題を広く知らせしたり、住民や行政の捕獲に技術支援したりなどして、アライグマによる被害を防止するためにがんばっているよ。
みんなも、下の「3つの約束」を守って、外来生物対策に協力してね!
外来生物の被害を予防しよう!
「3つの約束」
1. 入れない
もともといなかった地域へ外来生物を入れないようにしよう!

2. 捨てない
飼っている外来生物を野外に出さないようにしよう!

3. 拡げない
外来生物を運んだり、移動させたりして、それ以上 拡げないようにしよう!

神奈川県内の特定外来生物
神奈川県内にいる特定外来生物の一例だよ。
アライグマ |
クリハラリス |
ガビチョウ |
ミシシッピアカミミガメ |
ウシガエル |
アルゼンチンアリ |
アメリカザリガニ |
ボタンウキクサ |
オオキンケイギク |
アレチウリ |
ナガエツルノゲイトウ |
※ミシシッピアカミミガメ・アメリカザリガニは条件付特定外来生物。
被害拡大中!特定外来生物
「クビアカツヤカミキリ」を知ろう
クビアカツヤカミキリ
写真提供 : 埼玉県環境科学国際センター
原産地 : 中国、台湾、朝鮮半島、ベトナム
体長 : 20~40mm(触覚を除く)
特徴
● 体全体が光沢のある黒色で、前胸が赤く、触覚が長い
● サクラやウメ、モモ、スモモなどバラ科の木を食害する
● 5月下旬~8月ごろに出現し、木の幹や枝の樹皮に産卵する
● 幼虫は樹木の内部で1~3年過ごし、食いあらす
● 秋から春にかけて、うすく短い木くずで構成された、かりんとう状のフラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)を大量に排出する


クビアカツヤカミキリの生活サイクル
<クビアカツヤカミキリの防除法(森林総合研究所)P5より>
クビアカツヤカミキリを見つけたらどうすれば良い?
クビアカツヤカミキリを見つけたら、生きたまま持ち帰らず、その場でふみつぶすなどし、土地や施設を管理する人や、最寄りの自治体窓口まで連絡してね。
※クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されているよ。
参考 :
>>> 神奈川県「クビアカツヤカミキリ」に関するお知らせ
>>> 神奈川県「外来種に関する情報」
写真提供 : 環境省
協力 : 神奈川県
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。







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