新潟
動物園だより
2026.03.09

【マリンピア日本海だより】一年中展示できる理由「ミズクラゲ」

目次 [非表示]

今月のどうぶつ:ミズクラゲ

学名:Aurelia coerulea
旗口クラゲ目 ミズクラゲ科
生息地:日本海、韓国、地中海など

体の中ですけて見えるのは、胃腔や生殖腺。胃腔は通常4つですが、多くなったり少なくなったりすることもあります。

ミズクラゲを 1年中展示できる理由

ミズクラゲのメスの体内で受精された卵がプラヌラ幼生として生まれて岩にくっつくと、イソギンチャクのような形のポリプへと姿を変えます。ポリプはえさを食べながら分裂してクローンを作り、水温が下がると、それぞれのポリプは、くびれができながらのびていき、その後お皿を重ねたような形に変化します。

お皿は拍動をしながら1枚ずつはなれ、エフィラ幼生となります。そのエフィラ幼生がミズクラゲに成長し、残ったポリプが成長し続けます。なので、ポリプさえあれば、水温を調整することでいつでもミズクラゲを増やせます。

イソギンチャクのような形のポリプ

慎重な飼育が必要なミズクラゲ

1つの水槽に約100体いるミズクラゲの飼育で注意していることは、2つあります。1つ目は、水質です。1カ月に1回、水を入れかえる際に、スタッフが水槽に入って丁寧に掃除をします。そのとき、ミズクラゲをお玉などですくって傷つけずに取り出すようにします。

えさの量にも気をつかいます。えさが足りないと、ミズクラゲが成長不良を起こしますが、多過ぎても食べ残しのせいで水質が悪くなります。えさのアルテミアという動物プランクトンを食べた後に、ミズクラゲの胃腔がオレンジ色に見えることもあります。タイミングが合えば、えさを取りこんでいる様子を見ることができるかもしれません。

ミズクラゲの水槽の掃除

マリンピアニュース

魚の耳石ってなに?

魚の耳石は、種によって形がさまざまなことを知っていましたか? 本館1階アクアラボにて4月24日(金)まで続く「魚の耳石展」では、耳石の標本を実寸大の魚の図とともに展示しています。耳石を利用した調査研究、耳石の取り方などもくわしく紹介します。カプセルトイで全70種類以上の耳石標本の限定数販売もあります!


写真提供/新潟市水族館マリンピア日本海

協力・監修/新潟市水族館マリンピア日本海
〒951-8555 新潟市中央区西船見町5932-445
TEL 025-222-7500
https://www.marinepia.or.jp/

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

この記事の関連ワードKEYWORD
おすすめの関連記事RECOMMEND
人気の記事RECOMMEND
1
2
3