相模原
動物園だより
2026.02.02

【相模川ふれあい科学館だより】かまれたら激痛!猛毒だけど薬にも「アメリカドクトカゲ」

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今月のいきもの : アメリカドクトカゲ

学名:Heloderma suspectum
有鱗目 ドクトカゲ科
生息地:北アメリカの砂漠や乾燥した森林

開催中の『毒展~毒のどくとくな使い方~』から、注目の生き物を紹介します!

かまれたら激痛!猛毒だけど薬にも

全長30〜50㎝、体重約2㎏。全身が小さなビーズ状のうろこでおおわれ、黒地にピンクやオレンジのまだら模様が特徴的。毒を持つものがほとんどいないトカゲの仲間の中で、アメリカドクトカゲは強い毒を持つ、とてもめずらしい種です。下あごのおくに毒を出す器官があり、下あごの全ての歯に毒が通るみぞがあります。かまれると、このみぞを通って強い神経毒が注入され、傷口がはれあがり、激しい痛みに苦しむことになります。健康な人間の大人を死に至らせることは、まずありませんが、野生下で天敵から身を守るためには強力な武器になります。

一方、この毒には糖尿病の薬の材料になる成分がふくまれ、人の健康にも役立っています。

毒は下あごの歯から注入

コワモテだけど実はおだやかな性質

アリゾナ州のヒラ川で発見されたことから、英語名は「ヒラモンスター」。怪物と呼ばれるほど、大きくてこわそうな外見をしていますが、性質はとても大人しいことが知られています。動作はゆっくりとしていて、しっぽに栄養をたくわえることができるため、乾季(1年の約半分)は地中でじっとして過ごします。食性は肉食ですが、主に鳥の卵やひなをまる飲みするので、捕食のために毒を使うことはあまりないようです。

するどいつめを持っているよ

さがみはらニュース

好評開催中!生き物と毒について学ぼう

多目的室1で、冬季特別企画展『毒展~毒のどくとくな使い方~』が開催中!自然界では、さまざまな生き物が体に毒を持つことで、身を守ったり、獲物をとらえたりしています。そんな毒を「食べると危険」「刺されると危険」など、4つのテーマに分けて紹介します。

◆ 3月8日(日)まで


写真提供・協力 ・ 監修/相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら

〒252-0246 神奈川県相模原市中央区水郷田名1-5-1
Tel.042-762-2110
https://sagamigawa-fureai.com

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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