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今回は行事食について紹介するよ。 季節毎の年中行事やお祝いの日の特別な 料理について、いっしょに見てみよう。

特別な日の「行事食」
お正月やこどもの日など、季節ごとにたくさんの年中行事があるね。年中行事やお祝いの日に食べる特別な料理を「行事食」というよ。
行事食には家族の幸せや健康、また豊作などの願いがこめられているんだ。 季節ごとの旬の食べ物が使われることが多いので、行事食を知ることで旬の食材を知ることもできるよ。
冬至の過ごし方
年中行事の1つである冬至の過ごし方を見てみよう。この日は1年で一番昼が短く、夜が長い日だよ。
①ゆず湯に入る
ゆずを入れた風呂に入るとかぜを引かないといわれている。
②カボチャを食べる
栄養のあるカボチャを食べて、寒さが増す冬に備えようという昔の人の知恵。「冬至にかぼちゃを食べるとかぜを引かない」ということわざもある。
③小豆を食べる
小豆の赤は太陽を意味する魔除けの色で、夜の長い冬至に食べて、やくばらいをする。
④「ん」が2回付く食べ物を食べる
「ん=運」が重なる食材を食べて運気を上げる。なんきん(カボチャ)、ニンジン、レンコン、ギンナン、うんどん(うどん)など。
代表的な行事食と北海道の郷土料理
1月. お正月(おせち料理、お雑煮)
北海道ではおせち料理と共に「口取り(白餡を使った和菓子)」が食べられている
2月. 節分(福豆、恵方巻き)
3月. ひなまつり(ちらし寿司、ひなあられ)
5月. こどもの日(柏餅、ちまき)
全国では「柏餅」、北海道では「ベコモチ」が人気

7月. 土用の丑の日(うなぎ)

9月.十五夜(月見団子)

9月. 冬至(カボチャ) 大晦日(年越しそば)

※行事食は地域によってちがいあり
北海道特有の料理
・甘納豆赤飯

・ジンギスカン

・サケのちゃんちゃん焼き

・いかめし

・三平汁


冬至におすすめ♪
カボチャのチーズ焼き
甘くてホクホク感が人気の「大浜みやこかぼちゃ」は 手稲区の特産品!冬至にカボチャを食べよう。

[材料]
• カボチャ…1/4個
• バラベーコン…4枚
• サラダ油…小さじ1
• とろけるチーズ…50g
[作り方]
❶カボチャは種とワタを取り、軽くレンジで加熱して5㎜はばに切る。ベーコンは2㎝はばに切る。
❷フライパンを熱し、サラダ油を入れ、ベーコンをいため、カボチャを並べ、ふたをして弱火でむし焼きにする。
❸カボチャがやわらかくなったら、チーズをかける。
[ポイント!]
カボチャに多くふくまれるビタミンAは、油といっしょに調理すると栄養素の吸収率がアップ!

参考資料
>>> 農林水産省「子どもの食育」
>>>農林水産省「北海道 うちの郷土料理」
>>> 北海道農政事務所「うけつぎたい伝統食 北海道の食ごよみ」
>>> おいしい和食のはなし「かぼちゃを冬至に食べるワケは?」
手稲区 2020.8広報さっぽろ
情報提供
札幌市ウェルネス推進部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。






