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2025.12.08

【エコチル特集】身近な水辺に行って川の環境や生き物を調べてみよう!

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水辺は生き物や街の環境を支える大切な場所です。水の様子や生き物を調べることで、自然の状態が分かり、私たちの未来の環境を守る力も育てることができます。みなさんも、身近な水辺を観察してみませんか?

私たちの生活と密接に関わる水辺

水辺は私たちの暮らしと深くつながっている大切な場所です。水を運んだり、生き物のすみかになったり、暑い日にすずしい風を運んでくれたりと、たくさんの役割を持っています。そんな水辺の環境を調べることは、自然の状態を知り、未来へ守っていくための第一歩です。

水辺の調査では、水のにごりやにおい、生き物の種類、周りの植物やごみの様子などを観察します。これらを調べると、「この川は今どんな状態なのか」「生き物がすみにくくなっていないか」などが分かります。例えば、水がにごっていたり、ごみが多かったりすると、魚や水辺の生き物が元気に暮らせないことがあります。逆に、水がきれいで草木が豊かだと、たくさんの生き物が集まります。

身近な川へ行って環境や生き物を調べよう

さらに、水辺を調べることは、自分の住んでいる街の環境を知ることにもつながります。毎年、その様子を比べることで、水辺の環境が良くなっているのか、悪くなっているのかを知ることができ、環境をより良くするためのアイデアも生まれてきます。小さな気づきが、大きな環境保全の行動につながることもあります。

水辺を調べることは、自然を守るだけでなく、観察する力や科学的に考える力も育ててくれます。楽しみながら、自分たちの街と未来を守るために、とても大切な活動です。ぜひみなさんも、おうちの人といっしょに近くの川などに行って、環境や生き物を調べてみましょう!

水辺の環境活動プラットフォームでは、市民のみなさんや子どもたちが行った水辺の調査について紹介しています。

>>>くわしくはこちら

身近な水辺の調査の様子

身近な川を調べてみましょう!

おうちの人といっしょに、近くの川に行って調べてみましょう。
以下の事項を参考にしてみてください!

1.調査を始める前に
川について事前に調べましょう。

2.現地を確認しましょう
地図上で調査区間を確認しながら、出発から到着までかかる時間を調べましょう。また、川がよく見える場所や川に入れる場所、調査が安全に行えるかどうかなど、インターネットなどで調べておくと安心です。

3.必要な道具
調査に行くときは、次のものを用意しましょう。

4.調べたことを記録しましょう
調査したことを観察ノートに記入しましょう。
5つのものさし(水辺のすこやかさ指標)にそって、まとめてみましょう。

>>> こちらからアクセスしてください

見て、感じて、さわって今日の水辺を明日に残そう!
水辺へGo!を活用しよう!

スマホ1つで水辺※1を調査
アプリを使って5つの視点からなる質問に答えるだけで水辺を調査でき、「水辺の見方」を学ぶことができます(5つの視点は、環境省が策定した水辺のすこやかさ指標※2を活用)。

※1「水辺」とは、川や湖、池、沼等、水のある場所です。海や人工的な池は対象外としています。
※2「水辺のすこやかさ指標」の詳しい情報は環境省ホームページをご覧ください。

調査記録が重要な資料に
調査記録が重要な資料に集まった水辺データ(調査結果・写真・コメント)はアーカイブされ、水辺整備(環境計画や防災・減災計画)の参考として有益な資料となります。

水辺へGo!の特徴

どなたでも参加OK
日本初!水辺(川・湖・池)だけのデータを集めるアプリです。お好きな水辺を調査してみましょう。

調査結果の見える化
地図上の水辺スポットの色や、レーダーチャートの形、写真等で水辺のすこやかさを視覚的に知ることができます。

水辺データの共有
みんなが調べた日本や世界の水辺を見ることができます。また、自分が調べた水辺をマイデータに集められます。

アプリのダウンロードはこちらから
>>> ios
>>> Android


監修:環境省水・大気環境局環境管理課

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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