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今月のどうぶつ:オオカンガルー
学名 : Macropus giganteus
カンガルー目 カンガルー科
生息地:オーストラリア東部
オオカンガルーに会えるカンガルーウォークの入り口
カンガルーウォークへようこそ
当園には、オオカンガルーやクオッカ、オーストラリアの鳥類などを飼育しているエリアがあります。今年の3月13日にクオッカ室内展示室オープンに合わせてその名称を「カンガルーコーナー」から「カンガルーウォーク」に変更しました。
ウォークスルーの展示場の中で、オオカンガルーたちがのびのびと暮らしています。目の前でくつろぐ姿やかけ回る様子も観察することができます。野生では10頭ほどの群れで暮らすオオカンガルーは、当園でも群れで暮らしています。
オオカンガルーのスージー
国内最高年齢の2頭
カンガルーウォークには国内の動物園で飼育されている中で最高年齢の個体が2頭います。19才のオオカンガルーのスージーと、13才のクオッカのリコです。野生のオオカンガルーの寿命は約15年、クオッカは10年ほどといわれているので、2頭ともかなり高齢個体になります。
スージーは現在も他のオオカンガルーといっしょに群れで生活をしています。まだまだ年齢を感じさせない動きで、毎日元気に暮らしています。一方、リコは若いころに比べて動きがゆっくりになり、現在は1頭で飼育していますが、毎日えさをしっかり食べて元気に暮らしています。すずしい日は屋外展示場に出ている姿を見ることができるかもしれないので、ぜひカンガルーウォークを訪れた際は、2頭を探してみてください。
クオッカのリコ
こども動物自然公園ニュース
9頭目のクオッカの顔出し
7月17日(木)に当園では9頭目のクオッカの赤ちゃんがお母さんのお腹のふくろ(育児のう)から顔を出しました。母親はチャコ、父親はパインで、どちらも当園産まれ。当園産まれの個体同士でのはんしょくは今回が初めてです。カンガルーの仲間は未熟な状態で生まれるので、「ふくろから顔を出した日」がいわば2番目の誕生日のようなものです。
写真提供:埼玉県こども動物自然公園
埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

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