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10年以上、生き物に関する展覧会を企画・担当してきた大場さんが感じてきた、人間と生き物の関わりについて、そしてどのような思いで開催してきたか、お話をお聞きました。
今月のテーマ:展覧会を楽しんで生き物について考える
動物や恐竜、昆虫が好きという気持ちがとても大切! 展覧会を楽しみながら生き物について考えてもらいたい
関西テレビ放送 イベント事業部
大場 雅さん
2014年関西テレビ放送入社。入社から主に美術展、展覧会を担当。「モネ展」「ゴッホ展」などの西洋絵画から浮世絵といった美術展、恐竜や昆虫などの博物展、漫画の原画展など幅広いジャンルの展覧会を担当。
人間の活動によって絶滅する生き物も
大場さんは、『わけあって絶滅しました。展』(全国巡回中)や『昆虫MANIAC』、7月26日(土)から大阪で始まる『巨大恐竜博2025』など、いろいろな展覧会を担当しています。
「生き物に関わる展覧会を担当すると、人の活動によって、あらゆる生き物が絶滅の危機にひんしているのだということを痛感します。
普段の生活からは遠い話のように感じますが、ホッキョクグマが地球温暖化で、ゾウやキリンが乱獲や都市化の影響、戦争などで絶滅が危惧されています。
私にできることは、現在世界では何が起きているのか、そして過去はどうだったのか、未来はどうなっていくのかということを展覧会を通して来場してくれた方々に届けていくことだと思います。」
好きという気持ちが守る活動につながる
楽しみながら何かを感じてもらえる展覧会を開催していきたいと語る大場さん。
「単純に、動物や恐竜、昆虫が好き!という気持ちがとても大切です。自分がただ好きで見た物を良くしたいという思いが、気付けば大きな生態系を守る活動につながるかもしれません。
難しく考えずに楽しく、好きな物をつきつめていきましょう!」

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